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変更ウィンドウのスケジュール方法

変更ウィンドウをスケジュールして、変更カレンダーに表示できます。 保守ウィンドウは、構成アイテムの変更を許可する期間を設定し、ブラックアウト ウィンドウは、構成アイテムの変更を禁止する期間を設定します。 変更ウィンドウを利用することで、重要な業務プロセスへの影響を最小限に抑えるよう変更をスケジュールできます。 CA SDM では、変更ウィンドウをグローバル レベルまたはシステム レベルで実装できます。

変更ウィンドウをスケジュールするには、以下の手順に従います。

  1. 変更カレンダーを表示して、変更ウィンドウを設定する期間を確認します。
  2. 組織に適した変更ウィンドウを作成します。
    保守ウィンドウ

    構成アイテムまたは構成アイテムのセットを変更できるスケジュール期間を示します。 変更にはダウンタイムを伴うことがあるため、これらのウィンドウは重要な業務プロセスへの悪影響を最小限に抑えるために使用します。 一般に、スケジュール済みの変更は保守ウィンドウ内に発生することが必要です。

    中断ウィンドウ

    構成アイテム変更が発生しないようにするスケジュール期間を示します。 中断としては、サポート体制が手薄な期間(例: 連休)、企業イベント、業務的に重要な時期(例: 年度末)などが考えられます。 一般に、スケジュール済みの変更は中断ウィンドウ外にのみ発生することが必要です。

    グローバル変更ウィンドウ

    組織全体に対して発生するブラックアウトまたは保守のウィンドウを示します。 たとえば、米国の東部時間帯で 11 月に始まり、1 月に終了する「Holiday」という名前のグローバル ブラックアウト ウィンドウを作成します。 このブラックアウト ウィンドウは、これらの日付間の緊急性のない変更を許可しません。 すべての CI に適用されるため、グローバル変更ウィンドウは特定の CI には関連づけられません。

  3. (オプション)変更ウィンドウの再帰パターンを指定します。
  4. 変更カレンダーを開きます。

    凡例には、スケジュール内の変更ウィンドウを識別するためのアイコンと色見本が表示されます。

  5. 構成アイテムに関連付けられた変更要求を作成します。
  6. 変更スケジューラを使用して、変更カレンダーを更新します。

注: 変更ウィンドウの作成方法の詳細については、オンライン ヘルプを参照してください。