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pdm_logfile―stdlogのカットオーバー サイズの変更

pdm_logfileでは、stdlog.xのカットオーバー サイズを変更することができます。 カットオーバーは、指定したバイト数が書き込まれると発生します。 UNIXでは、この値はpdm_initごとにリセットされます。 Windowsでは、pdm_haltおよびpdm_initごとに設定が維持されます。

構文

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

pdm_logfile [-L|-h]

または

pdm_logfile [-g -h] [-b bytes]

stdlog.xファイルを500,000バイトでカットオーバーするように変更するには、以下のコマンドを実行します。

pdm_logfile -f STD -b 500000

-L

現在のカットオーバーのリストを作成します。

-q

pdm_logfileをQuietモードで実行します。

-b bytes

カットオーバーが発生するまでに書き込まれるバイト数を指定します。

制限事項

CA SDM がアクティブなときに pdm_load を実行できますが、パフォーマンスが非常に低下する可能性があります。 pdm_load は、CA SDM にログインしているユーザがいないときに実行することをお勧めします。

重要: UNIX では、一部の CA SDM ユーティリティを実行する前に LIBPATH を設定する必要があります。 ユーティリティを実行する前に、pdm_task を使用して LIBPATH を設定します。 たとえば、「pdm_task pdm_clean_attachments ...」と入力します。

pdm_log4j_config ユーティリティ - log4j プロパティ ファイルの変更

pdm_log4j_config.pl ユーティリティを使用して、CA SDM の log4j プロパティ ファイル、Web コンポーネント、PDM_RPC、サポート オートメーション、REST、および CMDB Visualizer を設定できます。 環境に基づいてユーティリティ バッチ スクリプトを実行します。 Windows の場合は、コマンド ラインから pdm_log4j_config を実行します。 UNIX の場合は、pdm_log4j_config.sh ファイルを実行します。

このコマンドのフォーマットは、以下のとおりです。

pdm_log4j_config –f <コンポーネント> -d
pdm_log4j_config -h
pdm_log4j_config –f <component>  [-a | -n <name>] [-l <log level>] [I <max # of log files>] [-s <max size of log files>] [-t <log level threshold>]
-f

変更する CA SDM の log4j 設定、または CA SDM のコンポーネントを指定します。 以下のいずれかの値を入力します。

SDM_WEB、SDM_RPC、REST、SA または Viz。

注: 必須オプションを他のオプションと共に使用してください。

-d

log4j.properties の現在の設定を表示します。

-h

ユーティリティのヘルプを表示します。

-a

log4j.properties に対するすべての変更をグローバルに適用します。

-n

特定のクラス名またはパッケージ名のみ変更することを指定します。

bop_logging など特定のクラス名を指定するか、または com.ca.ServicePlus など完全なパッケージ名を指定します。

-l

設定するログ レベルを指定します。

注: -a または -n オプションを指定します。

-i

設定する最大ファイル番号インデックスを指定します。

注: -a または -n オプションを指定します。

-s

設定する最大ファイル サイズを指定します。

注: -a または -n オプションを指定します。

重要: このパラメータを指定してコマンドを実行する前に、Visualizer の log4j.properties ファイルのアペンダを Rolling File Appender に変更します。 アペンダを変更しないと、MaxFileSize により同じファイルにログが生成されます。

-t

ログ レベルしきい値を指定します。

注: -a または -n オプションを指定します。

ユーティリティの使用例

以下に、pdm_log4j_config ユーティリティの使用例を示します。

重要: -l、-i、-s、および -t 変数は、-a または -n オプションのいずれかと共に使用し、両方のオプションは使用しないでください。 -f オプションは必須です。 -h および -d オプションは、他のオプションとは相互に排他的です。

ログ ファイル更新間隔の手動変更

管理者は、CA SDM が log4j.properties ファイルの変更をモニタする頻度を変更できます。 デフォルトでは、更新間隔は 60 秒に設定されます。 SDM サーブレット、PDM_RPC、サポート オートメーション、CMDB Visualizer 、および REST などの CA SDM コンポーネントは、log4j を使用してログを記録します。

次の手順に従ってください:

  1. CA SDM サーバで以下のディレクトリを開きます。
    NX_ROOT
    
  2. 編集のために NX.env ファイルを開きます。
  3. NX_LOG4J_REFRESH_INTERVAL 変数をミリ秒単位の値で変更します。

    注: 負の値または数値以外の値を入力すると、値はデフォルトの 60 秒になります。

  4. NX.env ファイルを保存します。

jsrvr.log アペンダの変更

デフォルトでは、PDMContextListener、pdmweb、UploadServlet、および pdm_report などのサーブレットは、INFO レベルのメッセージのログを jsrvr.log ファイルに記録します。 jsrvr.log アペンダのしきい値レベルを変更して、INFO レベルより下のすべてのメッセージをログに記録できます。

次の手順に従ってください:

  1. log4j.properties ファイル内のレベルを以下のしきい値に変更します。
    log4j.appender.jsrvrlog.Threshold=debug
    
  2. UploadServlet のログ レベルを変更します。
    log4j.logger.com.ca.ServicePlus.uploadservlet=debug, jsrvrlog
    
  3. jsrvr.log ファイルを開きます。
  4. UploadServlet の DEBUG ログ メッセージが表示されることを確認します。

注: しきい値レベルを変更せずにログ レベルを変更すると、サーブレットからの DEBUG ログはファイルに表示されません。 すべてのサーブレットに明示的なロガーが接続されているわけではありません。 たとえば、log4j.properties ファイルには、pdmweb サーブレットの一部である pdmweb、BOServlet、pdm_export、pdm_report、および pdm_cache が含まれます。 これらのサーブレットの DEBUG ログを確認するには、pdmweb ログ レベルを変更します。

jstd.log アペンダの変更

nonwebapp アプリケーションのログはすべて、jstd.log ファイルに個別にダンプされます。 pdm_rpc など、このようなアプリケーションのログは、そのアプリケーションのログ レベルを変更することで表示できます。

次の手順に従ってください:

  1. 以下のログ レベルを変更します。
    log4j.logger.com.ca.ServicePlus.pdm_rpc=debug
    
  2. log4j.properties を開き、ログ エントリが表示されることを確認します。