以下の表に、BusinessObjects Enterprise システム コンポーネントをインストールする場合の推奨順序を示します。 実際の順序は、システムに含まれている既存のシステムを、新規の BusinessObjects Enterprise 展開に組み込むかどうかによって異なります。
BusinessObjects Enterprise データの格納に、インストーラによってインストールされる MySQL のバージョンではなく、独自のデータベース サーバを使用するには、少なくとも 1 つのデータベース サーバを CMS が使用できるようにしておく必要があります。 監査を有効にする場合は 2 つ目のデータベースを使用できます。または、BusinessObjects Enterprise では、CMS と監査の両方に同じデータベースを使用することもできます。 さらに、BusinessObjects Enterprise では、実行するレポートのソース マテリアルとして機能する、組織の専用データベースへの接続も必要になります。
ファイアウォールでデータベースを保護するには、データベースを構成して、動作することを検証してから、ファイアウォールをインストールします。 ファイアウォールを介するアクセスが両方向で動作することを確認します。
BusinessObjects Enterprise サーバ システムに適切なデータベース ドライバをインストールし、ファイアウォールを介してデータベース サーバにアクセスできることを確認します。
b. BusinessObjects Enterprise サーバまたはクラスタ
BusinessObjects Enterprise インストーラを使用して、BusinessObjects Enterprise サーバまたはクラスタをインストールします。 インストールの際に、すべてのデータベースの接続情報を入力する必要があります。
ファイアウォールで BusinessObjects Enterprise サーバまたはクラスタを保護するには、サーバを構成して、動作することを検証してから、ファイアウォールをインストールします。 ファイアウォールを介するアクセスが両方向で動作することを確認します。
インストーラによってインストールされる Tomcat のバージョンではなく、独自の Web アプリケーション サーバを使用するには、Web アプリケーション サーバまたはクラスタをインストールして、そのサーバまたはクラスタと BusinessObjects Enterprise サーバとの間のネットワーク接続を検証します。
b. Web アプリケーション ファイル
Web アプリケーション サーバが動作することを検証したら、BusinessObjects EnterpriseWeb アプリケーション ファイルを展開します。
ファイアウォールで Web アプリケーション サーバまたはクラスタを保護するには、サーバを構成して、動作することを検証してから、ファイアウォールをインストールします。 ファイアウォールを介するアクセスが両方向で動作することを確認します。
Web サーバの静的コンテンツの負荷が Web アプリケーション サーバにかからないように、Web サーバと Web アプリケーション サーバを切り離して使用するには、Web サーバまたはクラスタを構成して、Web アプリケーション サーバへの接続を確認します。 ロード バランサを使用する場合は、Web サーバまたはクラスタが動作することを検証してから、ロード バランサを構成します。
ファイアウォールで Web サーバを保護するには、サーバを構成して、動作することを検証してから、ファイアウォールをインストールします。 ファイアウォールを介するアクセスが両方向で動作することを確認します。
リバース プロキシ サーバを使用する場合は、Web サーバまたは Web アプリケーション サーバのファイアウォールを介するアクセスを検証してから、リバース プロキシを構成します。
ファイアウォールで展開全体を保護するには、システム全体を構成して、動作することを検証してから、ファイアウォールをインストールします。 ファイアウォールを介するアクセスが両方向で動作することを確認します。
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