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サーバ名による Sybase ネイティブ接続の検証(UNIX のみ)

サーバ名による Sybase ネイティブ接続を検証するには、以下の手順に従います。

  1. インストールの実行に使用するユーザ アカウントとパスワードで UNIX サーバにログインします。

    : このアカウントは事前にセットアップしておく必要があります。 BusinessObjects Enterprise をインストールする際に使用する UNIX アカウントのセットアップ方法の詳細については、「アカウント、ホーム ディレクトリ、およびログイン環境の作成」を参照してください。

  2. 以下の環境変数をエコーして、それらの値がデータベース クライアント ソフトウェアのインストールに対応していることを確認します。
    SYBASE

    この変数には、Sybase クライアント インストールのルート ディレクトリ(SYBASE_OCS バージョン ディレクトリの 1 つ上のレベル)へのパスが入ります。

    SYBASE_OCS

    この変数には、Sybase バージョン ディレクトリ(Sybase bin ディレクトリおよび lib ディレクトリの 1 つ上のレベル)の名前が入ります。

    library path

    ライブラリ検索パス(Solaris および Linux の場合は LD_LIBRARY_PATH、AIX の場合は LIBPATH)には、Sybase クライアント インストールの lib ディレクトリが入る必要があります。

    PATH

    検索パスには、Sybase クライアント インストールの bin ディレクトリが入る必要があります。

    次の例では、必須変数が確認されて、サンプルの出力値が表示されます。

    $ echo $SYBASE
    /opt/sybase/12.0
    $ echo $SYBASE_OCS
    OCS-12_O
    $ echo $LD_LIBRARY_PATH
    /export/home/sybase/12.0/OCS-12_0/lib
    $ echo $PATH
    /usr/bin:/usr/ucb:/etc:.:/export/home/sybase/12.0/OCS-
    12_0/bin
    
  3. 以下のコマンドを発行して Sybase SQL ツールを実行し、データベース サーバに接続します。
    isql -U user -P password -S servername
    

    userpassword、および servername には、適切な値を指定してください。 シェル環境が正しく構成されている場合は、Sybase に接続されます。

  4. テーブルの作成権限がアカウントにあることを確認するには、以下のコマンドを発行します。
    use aps
    go
    create table sampletable (def_field char(10))
    go
    sp_help sampletable
    go
    
  5. テーブルの削除権限がアカウントにあることを確認するには、以下のコマンドを発行します。
    drop table sampletable
    go
    sp_help sampletable
    go
    
  6. 「quit」を入力します。