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BusinessObjects Enterprise で、既存のデータベース サーバまたは Web アプリケーション サーバを使用する場合は、そのデータベース サーバまたは Web アプリケーション サーバ ソフトウェアをインストールして構成しておくことが必要です。 または、BusinessObjects Enterprise をインストールする際に、データベース サーバ（MySQL）および Web アプリケーション サーバ（Apache Tomcat 5.5）をインストールすることも選択できます。

Windows 上でのサーバ通信のセットアップについて注意する必要がある点は、以下のとおりです。

• 各 BusinessObjects Enterprise コンピュータは、TCP/IP を介して、CMS が稼働するコンピュータと通信できる必要があります。
• ホスト コンピュータに複数のネットワーク インターフェース カード（NIC）がある場合、CMS は自動的に プライマリ NIC にバインドする可能性があります。 プライマリ NIC がルーティング不可能な場合は、インストール後にサーバを構成する必要があります。 または、BusinessObjects Enterprise をインストールする前にプライマリ NIC をルーティング可能にしておきます。 ルーティング可能な NIC にバインドするように再構成する方法の詳細については、「BusinessObjects Enterprise 管理者ガイド」の「サーバの管理および設定」の章を参照してください。
• BusinessObjects Enterprise を実行するサーバには固定ホスト名が必要です。 固定ホスト名を設定するには、管理者権限が必要です。 CMS の場所は、完全修飾ドメイン名を使用して指定できます。

  注： 使用するホスト名に、アンダースコア（_）、ピリオド（.）、バック スラッシュ（¥）、およびスラッシュ（/）のいずれの文字も使用されていないことを確認してください。

• データベース クライアントおよびデータベース サーバが、Unicode 文字エンコード（UTF-8 など）を使用するようにセットアップされていることを確認します。 Unicode 構成に必要な設定については、ご使用のデータベースのマニュアルを参照してください。
• ファイアウォール環境に BusinessObjects Enterprise をインストールする場合は、追加構成が必要です。 「ファイアウォール」を参照してください。
• 別々のコンピュータ上に複数の File Repository Server をクラスタ化する場合は、各サーバが、データの格納先フォルダに対する読み取りおよび書き込みの各権限を持っていることを確認します。
• Web アプリケーション サーバに BusinessObjects Enterprise を接続する場合、Web アプリケーション サーバはすべての BusinessObjects Enterprise コンピュータと通信ができる必要があります。 この通信は、Web Tier コンポーネントの一部としてインストールされる、BusinessObjects Enterprise ソフトウェア開発キット（SDK）によって可能になります。 Java アプリケーション サーバを使用する予定があるときに、既存のアプリケーション サーバに BusinessObjects Enterprise でサポートされている Java Development Kit（JDK）が含まれていない場合は、その JDK をインストールする必要があります。

  注：サポートされている環境およびハードウェア要件の詳細なリストについては、CA Business Intelligence DVD に収録されている、サポート対象プラットフォームについての説明を参照してください。 これらのドキュメントには、データベース、Web アプリケーションサーバ、Web ブラウザ、およびオペレーティング システムの特定のバージョンとパッチ レベルの要件が記載されています。 ただし、ご使用の CA 製品の対応プラットフォームが BusinessObjects Enterprise の対応プラットフォームに優先することに注意してください。