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既存のデータベース サーバの構成

新しい BusinessObjects Enterprise のインストールで既存のデータベース サーバを CMS に使用するように選択する場合、[CMS データベース情報]画面が表示されます。 この画面を使って、データベース サーバを設定します。

既存のデータベースを使用する場合は、選択するデータベース サーバに関する接続の詳細情報、およびそのデータベース インスタンスへの接続で使用するアカウントのログイン認証情報があることを確認します。 データベース アカウントには、テーブルの追加と削除のほか、それらテーブルへのデータの挿入、削除、更新を実行できる権限が必要です。

既存のデータベース サーバの構成

  1. [CMS データベース]ペインで、[既存の CMS データベースの選択]ドロップダウン リストからデータベースのタイプを選択します。

    選択したデータベース サーバに応じて、対応する入力フィールドが[CMS データベース]ペインに表示されます。

  2. [CMS データベース]ペインに表示されるフィールドに、データベースについて必要なすべての情報を指定します。

    データベース タイプ別に必要な全情報は次のとおりです。

    MySQL
    Sybase
    DB2
    Oracle
    Microsoft SQL Server

    ODBC DSN

    新規インストールで監査データベースを指定しない場合は、手順 6 に進んでください。

  3. [監査データベース]チェック ボックスを選択して、新規インストールの監査データベースを指定します。

    [監査データベース]チェック ボックスの下の入力フィールドがアクティブになります。

    : BusinessObjects Enterprise XI 3.1 に BusinessObjects EnterpriseXI または XI Release 2 監査データベースを選択すると、インストール プログラムはそのデータベースから既存の監査データすべてを完全に削除します。 つまり、アップグレードを完了すると、既存のデータは利用できなくなります。 BusinessObjects Enterprise XI または XI Release 2 の監査データを残しておきたい場合は、BusinessObjects Enterprise XI 3.1 用に新しいデータベースを選択します。

  4. [監査データベース]ペインで、[既存の監査データベースの選択]ドロップダウン リストからデータベースのタイプを選択します。

    選択したデータベース サーバに応じて、対応する入力フィールドが[監査データベース]ペインに表示されます。

  5. [監査データベース]ペインに表示されるフィールドに、データベースについて必要なすべての情報を指定します。

    データベース タイプ別に必要な全情報は次のとおりです。

    MySQL
    • データベース: MySQL のデータベース名
    • サーバ: MySQL のサーバ名
    • ポート: デフォルト ポートは 3306
    • データベースへのアクセスに使用するログイン認証情報
    Sybase
    • サーバ: Sybase のサーバ名
    • データベースへのアクセスに使用するログイン認証情報

    : Sybase サーバ名は、ホスト名とポート番号を組み合わせたものです。データベース管理者が sql.ini ファイルで設定します。

    DB2
    • サーバ: DB2 データベース エイリアス
    • データベースへのアクセスに使用するログイン認証情報
    Oracle
    • サーバ: tnsnames 接続 ID
    • データベースへのアクセスに使用するログイン認証情報
    Microsoft SQL Server
    • ODBC DSN
  6. 既存のデータベース内の現行のテーブルおよびエントリをすべて削除するには、[既存のデータベースのリセット]チェック ボックスを選択します。

    : このオプションは、選択する既存のデータベースのすべての内容を完全に削除します。

  7. [次へ]をクリックして、インストール セットアップを続行します。

    [Web アプリケーション サーバの選択]画面が表示されます。 この画面は、指定したデータベース構成で接続が確立された場合にのみ表示されます。