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ほかのユーザのアクション待ちリクエストの転送

アクション待ちリクエストを割り当てられているユーザが、病気、休暇、その他の理由で割り当てられているタスクの実行や承認ができない場合、それらのリクエストは転送する必要があります。 どのユーザも、所有しているアクション待ちリクエストを転送できます。 しかし、ほかのユーザに割り当てられているアクション待ちリクエストを転送できるのは、CA Service Catalog 管理者および必要なアクセス制御が設定されたユーザだけです。 以下は、必要なアクセス制御の設定について説明しています。

注: [カタログ]-[設定]-[オプション]-[リクエスト管理の設定]の下にある「アクセス制御: アクションの代行」というアクセス制御オプションによって、他のユーザに割り当てられているアクション待ちリクエストを承認、却下、実現、転送できるロールが決まります。 また、「アクセス制御: アクション待ちリクエストの転送」設定によって、他のユーザに割り当てられているアクション待ちリクエストを転送するための[転送]ボタンにアクセスできるロールが決まります。このボタンは、そのほかのロールには表示されません。 両方のオプションの設定の詳細については、「Implementation Guide」の CA Service Catalog 設定オプションの設定に関する記載を参照してください。

その他の詳細な関連情報、およびリクエストの転送と関連タスクの実行に関するルールについては、「アクション待ちリクエストの処理」および「アクション待ちリクエストのルール」を参照してください。

次の手順に従ってください:

  1. [ホーム]-[リクエスト]をクリックします。

    [リクエスト]ページが表示されます。

    注: 必要に応じて、[リクエスト]ページの[マイ リクエスト]ドロップダウン リストをクリックします。 [リクエスト]ページはリクエストおよび検索ボックスを直接表示するか、または[マイ リクエスト]ドロップダウン リストからそれらに間接的にアクセスできます。 管理者は、一方のセットアップを使用するためにオプションでページを設定します。

    [詳細検索]を使用して、リクエストを検索します。

  2. [クエリ]ドロップダウン リストで、以下を実行します。
    1. [アクション リクエスト]が選択されていることを確認します。
    2. オプションで、[ユーザ ID]フィールドに検索対象とするユーザ ID を入力します。
    3. [検索]をクリックします。

    [検索結果]ウィンドウが表示され、アクション待ちリクエストがすべて表示されます。

  3. 目的のリクエストの名前をクリックして開きます。

    [リクエストの詳細]ウィンドウが表示され、開いたリクエストの詳細が表示されます。

    選択したリクエストの詳細が表示されます。画面の最上部には、[リクエストされたサービス]セクションがあります。 このセクションには、リクエスト内のすべてのサービスが一覧表示されます。 リクエストに複数のサービスが含まれている場合は、それらを個別に転送することも、2 つ以上をグループとして一度にまとめて転送することもできます。

    注: 選択できるサービスは転送できます。 選択できないサービスは、転送できません。 たとえば、マルチ サービス リクエストには、承認待ちやフルフィルメント待ちでないサービスが 1 つ以上含まれている場合がありますが、これらは転送できません。

  4. ウィンドウの最上部にある[転送]ボタンをクリックします。

    [リクエストの転送]ウィンドウが表示され、ステータスなど、リクエストされているサービスの詳細情報が表示されます。

    [アイテム ステータス]ドロップダウン リストは無効になります。次のステップで有効にして使用できます。

  5. [アクション]列のアラート ステータス アイコンをクリックします。

    このアイコンには、「アクション待ちを上書きするにはクリック」といったツール ヒント テキストが表示されます。

  6. プロンプトが表示された場合は、自分に割り当てられていない「アクション待ち」を上書きすることを確認します。

    [アイテム ステータス]ドロップダウン リストが有効になるため、リクエストの各サービスを承認または却下できるようになります。

  7. リクエストに複数のサービスが含まれている場合は、アラート ステータス アイコンをクリックし、承認または却下する各サービスの[アイテム ステータス]ドロップダウン リストを有効にします。

    それぞれのサービス オプションのステータスは、リクエスト ライフ サイクルの承認フェーズにあるサービスのステータスと一致します。

  8. サービスを選択して[転送]をクリックします。

    [ユーザの検索]ウィンドウが表示されます。

    注: [ユーザの検索]範囲は、管理設定がすべてのユーザ(グローバル)、または同じビジネス ユニットのユーザのみのどちらであるかによって決まります。 この環境設定の詳細については、「Implementation Guide」の「Configuring」の章で、[管理]-[設定]-[オプション]メニューの説明があるセクションを参照してください。

  9. ユーザのリストを確認し、選択されたサービスの転送先とするユーザを 1 人選択します。

    [リクエストされたサービス]セクションに戻ります。 選択されているリクエストの[アイテム ステータス]列に、<username> への転送がマークされます。この <username> は、それらのリクエストを転送するユーザです。

  10. 転送先として正しいユーザが指定されていることを確認し、[OK]をクリックします。

    アクション待ちリクエストが、指定したユーザに転送されます。