インボイスの生成方法

課金コンポーネントでは、データ集計を使ってインボイスを生成できます。会計期間中、何度でもこの集計処理を実行できるため、システムにインポートされている最新のデータを反映できます。定義されている会計期間について集計を実行するたびに、以前の集計で作成されたトランザクションは削除され、インポートされているデータを反映した新しいトランザクションが作成されます。集計後にインボイスを生成し、さらに同じ会計期間についてデータをもう一度集計すると、先に生成されたインボイスの額面は 0 になります。これは、再集計によってトランザクションがロールバックされたことによります。

再集計では、新しいトランザクションが作成されています。インボイスを再生成し、新しいトランザクションを取り込みます。インボイスグループを使用すれば、インボイスをバッチモードで生成できます。時期が異なる 2 つのデータセットがある場合は、最初のデータセットのインポート時に集計し、2 つ目のデータセットのインポート後にも再度集計することができます。その会計期間のすべてのデータを受け取って確認してからインボイスを生成します。

データメディエーションを使ってインボイスを生成するには、以下の手順に従います。

メディエーションする必要があるデータセットごとにプロファイルを作成し、集計します。
関連プロファイルのデータ（ファイルと外部データベース）をインポートします。
ビジネスモデルに合わせて会計期間を定義します。
データを集計し（1 回または複数回）、メトリック結果テーブルと課金コンポーネントトランザクションを作成します。新しいデータがインポートされた場合、またはその会計期間についてデータが変更された場合は、集計処理をやり直します。
すべてのデータが受信され集計されたら、集計データを反映するインボイスを生成します。