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データの集計方法

定義されている会計期間について集計を実行するたびに、以前の集計で作成されたトランザクションは削除され、インポートされているデータを反映した新しいトランザクションが作成されます。 たとえば、集計後に 課金コンポーネント インボイスを生成し、さらに同じ会計期間についてもう一度データを集計すると、先に生成されたインボイスの額面は 0 になります。 これは、再集計によってトランザクションがロール バックされたことによります。 再集計では、新しいトランザクションが作成されています。 このため、インボイスを再度生成し、これらの新しいトランザクションを取り込んで関連する料金を表示する必要があります。

インボイス グループを使用すれば、インボイスをバッチ モードで生成できます。 また、インポートの時期が異なる 2 つのデータ セットについて請求書を作成することもできます。 最初のデータ セットのインポート後に集計を実行し、その後、2 つ目のデータがインポートされた後に再度集計を実行できます。 その会計期間のすべてのデータが有効であることを確認してからのみ、インボイスを生成します。

データを集計するには、以下の手順に従います。

  1. 外部のファイルやデータベースから usm_mr_itemp_XXXXXX データを生成します。
  2. データ メディエーション プロファイルで指定されている SQL 集計に基づいて、usm_mr_itemp_XXXXXX データから usm_mr_ievent_XXXXXX データを生成します。 XXXXXX 値はシステムが生成する連番です。
  3. 組み込み集計ロジックに基づいて、usm_mr_ievent_XXXXXX テーブルから usm_mr_iresult_YYYY データを生成します。 YYYY は、集計で指定されるイベントの内部メトリック ID です。
  4. ステップ 3 の usm_mr_iresult_YYYY データに基づいて、アカウントにトランザクションを生成します。

会計期間中、何度でも集計処理を実行できるため、システムにインポートされている最新のデータを反映できます。