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個別リクエスト ライフ サイクルを実装する方法

個別のリクエスト ライフ サイクルを実装するには、以下の手順に従います。

1. 承認および実行に使用しているプロセスオートメーション ツールが CA Process Automation、CA Workflow、または両方であるかを確認し、以下に従います。
   • CA Service Catalog と併せて使用するために事前定義済み CA Process Automation プロセスが提供されている場合、個別のリクエスト ライフ サイクルをサポートするための追加の設定は必要ありません。 ただし、それらのプロセスが個別のリクエスト ライフ サイクルで効率良く機能することを実装後に確認してください。
   • CA Service Catalog と併せて使用するために事前定義済み CA Workflow プロセスが提供されている場合、個別のリクエスト ライフ サイクルをサポートするための追加の設定が必要になります。

     CA Workflow を使用する場合は、必要に応じて、事前定義済み CA Workflow プロセス定義を設定するためのガイドラインを使用します。

2. 進行中のリクエストへの影響を最小限に抑えるため、個別のライフ サイクルの使用を導入するための最適なオプションを判断して導入します。 オプションは、以下のとおりです。
   • CA Service Catalog の以前のリリースからアップグレードしている場合、テスト システムで個別のライフ サイクルの使用を開始し、リクエスト ライフ サイクルが期待どおりに機能することを確認してから、実稼働システムに移行します。
   • 組織内でリクエストの作成を一時的に停止するようユーザに指示します。 進行中のリクエストの大半またはすべてが完了したらすぐに、個別のライフ サイクルの関連設定パラメータ（本トピックで後述）を設定して使用を開始します。
   • 設定変更の結果として、進行中のリクエストが先に進まなくなる場合があります。 リクエストが進まなくなった場合は、アラートを再試行または上書き（プッシュ スルー）して、リクエストを完了します。

     注： ［次の後にサービス オプションの個別の処理を許可］という名前の設定を使用する場合は、再試行および上書きが特に必要となる可能性があります。

   • 以下のいずれかに該当する場合、キャンセルされたアイテム、却下されたアイテム、フルフィルメント待ちアイテムについて、他のアイテムがまだ承認待ちの場合は特に注意が必要です。
     • 一部のリクエストで、すべてのアイテムが承認されないとフルフィルメント待ちに進めない場合。
     • いずれかのアイテムが却下されると、リクエスト全体が却下される場合。

     これらの場合、個別のリクエスト ライフ サイクルをサポートするための設定変更は特に慎重に行ってください。 設定変更を行う前にそのようなリクエストが完了したことを確認することもできます。

3. 以下の重要な考慮事項を確認します。
   • リクエストの全体的なステータス

     最も小さいステータス値を持つサービス オプションが、リクエストの全体的なステータスを決定します。 リクエストのステータスを表示するには、［ホーム］-［リクエスト］をクリックし、必要に応じて、［マイ リクエスト］ドロップダウン リストを使用して、リクエストを表示します。 リクエストを開き、ステータスを表示します。

     リクエストに、異なるステータス値を持つサービスおよびサービス オプションが含まれる場合、最小のステータス値の横にアスタリスク（*）が表示され、同じリクエスト内の少なくとも 1 つのサービスまたはサービス オプションがそれより大きいステータス値であることを示します。

     注： リクエストの全体的なステータスを決定する際、カタログ システムでは、却下、完了、削除、キャンセル、キャンセル待ち、保留のサービスおよびサービス オプションが無視されます。

   • 請求

     課金コンポーネント を使用している場合、生成するインボイスには完了したサービスおよびサービス オプションが含まれます。同じリクエスト内の他のサービスおよびサービス オプションが完了していない場合でも同様です。 未完了のサービスおよびサービス オプションは、同じ請求サイクルには完了したものとして含まれません。

   • リクエスト SLA

     これは、リクエスト SLA を使用する場合のみ関係します。 個別のリクエスト ライフ サイクルを使用する場合、リクエスト SLA データのモニタリングおよび記録には影響ありません。 カタログ システムでは、個別のリクエスト ライフ サイクルの設定に関係なく、リクエスト SLA を含むサービス オプションのステータス変更をこれまでと同じ方法でモニタおよび記録します。

   • CA Business Service Insight 関連のメトリック

     これは、CA Service Catalog が CA Business Service Insight と統合されている場合のみ関係します。 個別のリクエスト ライフ サイクル設定は、カタログ システムでサービス オプションと関連付けられた CA Business Service Insight 契約関連のメトリックのモニタリングおよび記録には影響しません。

   • サンプルの設定と意味
   • 共通設定
   • 個別設定と意味
4. 設定パラメータを使用して、確認して得られた情報に基づいて適切な結果を実現します。