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JavaScript 属性

JavaScript 属性を使用すると、ユーザがリクエスト内のフォームを入力しているときに JavaScript 関数を呼び出すことができます。 たとえば onChange、onKeyUp、onBlur などがあります。 JavaScript 関数には、ユーザがフィールドに入力した値を検証するために使用される事前定義の関数、および独自に作成されたカスタムの関数が含まれています。 すべての JavaScript 属性の名前は、「onClick」のように先頭に「on」が付けられます。

フォーム上の要素に使用できる JavaScript 属性は以下のとおりです。 ただし、すべての要素にすべての属性が適用されるわけではありません。 要素をクリックすると、その要素に適用される属性を参照できます。

重要： JavaScript 属性は、値として JavaScript 式ではなく、JavaScript 関数を持っている必要があります。 反対に、HTML 属性は、値として JavaScript 式を持ちますが、JavaScript 関数を持つことはできません。 したがって、JavaScript 式は HTML 属性のみに適用され、JavaScript 関数は JavaScript 属性のみに適用されます。

JavaScript 属性で指定した JavaScript 関数は、ユーザがその属性で指定したアクション（クリックやダブルクリックなど）を実行すると検証されます。 フィールドが検証されなかった場合、赤色で強調表示され、エラー メッセージによって検証に失敗した理由が示されます。

注： JavaScript 関数によって返されたエラー メッセージが（返された場合）、ユーザのフォーム用にローカライズされていることを確認します。

onFocus

要素がフォーカスされた場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onBlur

要素がフォーカスされなくなった場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onChange

要素の値が変更された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onClick

コンポーネントが左のマウス ボタンでクリックされた場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onMouseDown

マウス ボタンが押された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onMouseUp

マウス ボタンが放された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onMouseOver

コンポーネント上にカーソルが置かれた場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onMouseMove

コンポーネント上をカーソルが通過した場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onMouseOut

コンポーネントからカーソルが離れた場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onKeyPress

キーが押されて放された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onKeyDown

キーが押された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onKeyUp

キーが放された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。

onValidate

フィールドが検証された場合に実行される JavaScript 関数を指定します。 ユーザの操作がフィールドから移動した場合、およびユーザがフォームをサブミットした場合は常にフィールドが検証されます。

onValidate 属性用にカスタムの JavaScript 関数を指定する場合は、以下を実行するようにその関数をコーディングします。

• _val という名前の属性を指定します。この属性は、フィールドの現在値を渡すために必要とされます。
• 検証エラーが発生しない場合は、NULL を返します。
• 検証エラーが発生した場合は、問題と解決策について説明した有用なエラー メッセージで文字列を返します。 エラー メッセージは、ユーザの使用しているブラウザ ロケールにあわせてローカライズします。

onLookup

ルックアップ フィールドにのみ適用されます。 ユーザがルックアップ フィールドの虫めがねアイコンをクリックすると、この属性によって指定された JavaScript 関数が実行されます。 ルックアップ フィールドを使用して、レポート データ オブジェクトへのユーザ入力に基づいたフィールドへの入力を行うこともできます。