担当者の指定方法

ポリシーの作成または編集で、担当者を指定するには、以下の手順に従います。

  1. 組織のニーズに基づいて、指定する承認者の数および承認レベルの数を決定します。
  2. アクション ビルダ([条件]フィールドの下のボックス)でプラス記号(+)をクリックして、最初の担当者を追加します。

    承認の最初のレベルが表示され、入力用に[要件]、[担当者]、などのフィールドが開きます。

  3. 最初の[要件]フィールド([レベル 1]列の隣)に以下のように入力します。

    ドロップダウン リストで、[いずれか]または[すべて]を選択します。

    [いずれか]は、続く担当者のうちの 1 人がアクションを承認、却下、実行する必要があることを指定します。

    [すべて]は、続く担当者のすべてがアクションを承認、却下、実行する必要があることを指定します。 担当者がグループである場合、割り当てられた各グループの 1 人のメンバがアクションを実行する必要があります。

    [保存]をクリックします。

  4. 最初の[担当者]フィールド(最初の[要件]フィールドの隣)に以下のように入力します。
    1. 検索(虫めがね)アイコンをクリックして、有効な値のリストを表示します。

      [承認者の検索]ダイアログ ボックスが表示されます。

    2. [担当者タイプ]ドロップダウン リストからカテゴリ(ユーザ、グループ、またはマネージャ)を選択します。

      [ユーザ]または[グループ]を選択した場合、次のフィールドの名前は[名前フィルタ]のままになります。

      [マネージャ]を選択した場合、次のフィールドの名前は[マネージャ レベル]に変わります。

    3. 次のフィールド([名前フィルタ]または[マネージャ レベル])に、適用可能な検索条件を入力し、検索アイコンをクリックします。

      以下に例を示します。

      • リクエスト先ユーザの直属のマネージャを指定するには、カテゴリとして[マネージャ]を選択し、[マネージャ レベル]フィールドに 1 を入力します。
      • そのマネージャの直属のマネージャを指定するには、カテゴリとして[マネージャ]を選択し、[マネージャ レベル]フィールドに 2 を入力します。
    4. 表示されるユーザ、グループ、またはマネージャを承認者として選択します(複数可)。

      エントリを 1 つクリックすると選択されます。

      複数のエントリを選択するには、Ctrl キーを押したまま対象のエントリを選択します。

      たとえば、5 人の個別のユーザを選択し、[すべて]を選択した場合、5 人すべてが必要なアクションを承認する必要があります。 4 人のみが承認し、1 人が却下した場合、アクションは却下されます。

      逆に、5 人の個別のユーザを選択し、[いずれか]を選択した場合、必要なアクションを承認する必要があるのは 1 人だけです。 1 人が承認するとすぐに、必要なアクションは承認され、承認の次の段階または次のレベルに進みます。

      選択した担当者が記録されます。

    5. [OK]をクリックして、[担当者の検索]ダイアログ ボックスを閉じます。

      アクション ビルダ ページに戻ります。

  5. 承認者の最初の行の下で[OK]をクリックし、[保存](ポリシー ツリーの上)をクリックします。

    承認の最初のレベルについて、最初の担当者が指定され保存されました。

  6. 1 人以上の担当者を指定します。

    複数の担当者を指定する場合は、必要なアクションが順次発生するのか並行して発生するのかを指定します。

    並行して発生するアクションは、同時に同じ承認レベルで発生します。

    順次発生するアクションは、順番に、別の承認レベルで発生します。

  7. アクション ビルダ内のプラス記号(+)をクリックして、承認の 2 番目のレベルを追加します。

    2 番目の承認行が表示され、入力用のフィールドが開きます。

    1. この手順で説明されている方法と同様に、この行の最初の[担当者]および[要件]フィールドに入力します。
    2. 該当する場合、前の手順に述べられているのと同様に、この行に対して OR 条件または AND 条件かを指定します。
  8. 前の手順をガイドラインとして使用して、3 番目以降の承認レベルを任意で指定します。
  9. このポリシーに対する承認者の指定が完了したら、[説明]フィールドのテキストが、適切な承認者の数とタイプ、および承認レベルを正確に表していることを確認します。 わかりやすい説明は、他のユーザがリクエスト、サービス、またはサービス オプションに対してこのポリシーを使用すべきかどうかを決定するのに役立ちます。 また、そのようなテキストは組織にとって、およびメンテナンス目的でも有用です。

このポリシーのための承認者が割り当てられました。

カタログ システムでは、以下の順序で承認者および実行者を検索して割り当てます。

  1. 関連するポリシー
  2. リクエスト者の管理階層
  3. サービス プロバイダ管理者(spadmin)