CA Configuration Management Database(CA CMDB)
CA Configuration Management Database(CA CMDB)は、構成情報の管理を統一および簡略化する機能的なデータ リポジトリです。 CA CMDB はビジネスの優先度に基づいて、IT 関連データのさまざまなソースを整理統合して調整します。 CA CMDB により、リソース属性、関連付け、依存関係などの構成アイテム情報を把握できます。
CA Embedded Entitlements Manager (CA EEM)
CA Embedded Entitlements Manager (CA EEM)を使用することにより、企業は、従業員、ビジネス パートナ、および顧客の ID を管理して、Web サービスおよび Web アプリケーションを提供し、認証および許可のポリシーを定義および実施できます。 この製品は以下の名前でも呼ばれます。
eTrust Embedded Identity and Access Management (eIAM)
CA Embedded Entitlements Manager (CA EEM)を参照
ITIL
ITIL(IT Infrastructure Library)は、基本的には一連のドキュメントのことで、IT サービス管理向けのフレームワークの実装を支援するのに使用されます。 このカスタマイズ可能なフレームワークは、組織内でサービス管理が適用される方法を定義します。 ITIL は、元は CCTA (英国の政府機関)によって作成されましたが、現在は、IT サービスの提供におけるベスト プラクティスに対するデファクト スタンダードとして、世界中で採用され使用されています。 ITIL はさまざまな領域をカバーしますが、主な焦点は IT サービス管理にあります。
Java Runtime Environment(JRE)
Java Runtime Environment は、Java アプリケーションを実行するための最低限の要件を提供します。 JRE には、Java Virtual Machine(JVM)、コア クラス、およびサポート ファイルが含まれます。 別名 Java Runtime として知られる JRE は、Java アプリケーションを開発するためのプログラミング ツール セットである Java Development Kit (JDK)に含まれます。
Management Database(MDB)
Management Database (MDB)は CA の Management Database スキーマです。 MDB は、CA 製品スイートを統合する共通エンタープライズ データ リポジトリです。 MDBは、すべてのCA製品(メインフレームおよび分散)に格納されている管理データに対して、統一データベース スキーマを提供します。 MDB を CA 製品とともに使用すると、IT インフラストラクチャの管理を完全に統合できます。 MDB はすべての IT 分野および CA 製品からの管理データを統合します。 MDB スキーマを拡張すると、CA 以外のソフトウェア製品やツールからの IT 管理データを含めることも可能です。 MDB の詳細については、CA Service Catalog に付属の MDB のドキュメントを参照してください。
service
サービスとは、リクエストや申し込みを通じて、クライアントで使用できるようにする製品、アプリケーションなどです。 申し込みまたはリクエストの対象としてサービスを使用するには、サービス オプション グループを 1 つ以上関連付けてサービスが定義されている必要があります。
Simple Object Access Protocol(SOAP)
SOAP とは、HTTP をトランスポート プロトコルとして使用し、XML をぺーロード エンコーディング スキームとして使用する、分散環境で情報を交換するための XM ベースの軽量なプロトコルです。 開発者は、自分の使い慣れた任意のプログラミング言語を使用して、標準 SOAP 呼び出し構文により、CA Service Catalog の公開されたメソッドを呼び出すことができます。
アカウント
アカウントはビジネス ユニットの一部です。 アカウントはサービスの申し込みおよびリクエストに使用されます。 料金は、CA Service Accounting のアカウント レベルで適用されます。
アクション
アクションとは、ルール管理エンジンにおける作業の最小単位のことです。 これは、ルールが通知を受けると実行される実際のタスク(電子メールの送信、スクリプトの実行、Java コードの実行など)になります。
イベント フィルタ
イベント フィルタは、ルールの一部として指定できます。 イベント フィルタは、イベントをさらに絞り込むのに使用されます。 イベント フィルタにより、イベントの特定の条件が満たされた場合にのみ、ルールに関連付けられたアクションを起動できます。
インボイス グループ
インボイス グループは、1 つのインスタンスで同時に実行できる一連のアカウントから構成されます。
カタログ
サービス カタログを参照
活動基準原価計算(ABC)
活動基準原価計算(ABC)とは、原価計算の方法の一種で、この方法を使用すると、間接費をコスト オブジェクト(つまり、製品、プロセス、サービス、または顧客など)まで直接追跡し、マネージャが製品構成や競争戦略に関して適切に判断するのに役立ちます。
コスト配分
コスト配分とは、サービスのコストを決定する方法で、そのサービスのユーザに提供されます。 これは、サービスの価格を決定するのではなく、サービスを提供するコストを決定します。
コスト プール
コスト プールとは、アクティビティに関連するすべてのコスト要素をグループ分けしたものです。
コスト要素
コスト要素とは、特定のサービスの消費に対応してコストを細分するのに使用されるリソースです。 コスト要素は、アクティビティによって消費され、コスト プールに含まれているリソースの対価として支払われる金額です。 この情報は、会社において ABC を使用して個別製品ごとに割り当てられた間接費を合計する際に、プロセスの最初に計算された間接費の合計が取得されたものと一致するかどうかを検証するのに役立ちます。
サービス オプション グループ
サービス オプション グループには、トランザクション、従量制の請求などに基づいたサービスへの申し込みに関連するコストが含まれます。 これは、たとえば、レート、アプリケーション、および契約などを含む、さまざまな種類の課金可能および課金不可能なアイテムから構成されています。
サービス オプション要素
サービス オプション要素とは、サービス内のテキスト、料金、アプリケーションなどの一部を定義するカタログの最小単位です。 サービス オプション要素は、サービス オプション グループの中でグループ化または分類されます。
サービス カタログ
サービス カタログは、ビジネス ユニットごとに、または企業全体で発行されているサービスで構成されています。 サービスは、IT サービスと料金の請求方法を説明する 1 つ以上のサービス オプションで構成されています。 サービス カタログを使用して、ビジネス ユニットや部門をモデル化し、それらのユニットに含まれているユーザ アカウントを管理することができます。 サービス カタログは、カタログ内の各発行済みアイテム(サービス、サービス オプション グループ、およびサービス オプション グループ定義)間の包含、継承、依存、および連合関係も定義します。 サービスに申し込む、またはサービスをリクエストするアカウントおよびユーザは、カタログの中に含まれています。 サービス カタログ内のサービスはフォルダに分けて整理することができ、サービス料金に関する詳細情報を含めることができます。 サービスは 1 つ以上のメトリックを表すことができ、サービス レベル アグリーメントを含めることができます。
サービス レベル アグリーメント(SLA)
サービス レベル アグリーメントとは、契約が有効な間に提供されるサービスのレベルを指定する規約のことです。
サービスレベル目標(SLO)
サービス レベル目標とは、SLA の構成要素です。 SLA を作成する際、警告または違反しきい値レベルを設定し、SLA 全体の成功または失敗を設定するビジネス目標またはビジネス ルールが SLO によって提供されます。
サービス ワークシート
サービス ワークシートには、サービス、サービス オプション グループ、およびサービス オプション要素が含まれます。 サービス ワークシートは、適用可能なコストを関連サービスに適用するのに使用されます。 これらのコストは、直接的なものであるか、関連アクティビティのコスト プールから生成することができます。 数式を使用して、複数の会計期間およびセットにわたるコストを調整できます。
ダッシュボード ライブラリ
ダッシュボード ライブラリとは、情報の共有を容易にする、名前空間の階層ツリー構造です。 ダッシュボード ライブラリには、実際のデータは保存されません。 その代わり、データのアクセス方法に関する情報が保存されます。
WSDL
WSDL (Web Services Description Language)は、Web サービスを記述する目的で発行された、XML フォーマットの 1 つです。
調整
調整とは、サービス、サービス オプション グループの個別料金、および SLA 違反に適用される貸方および借方の記入のことです。 これらの調整は、ドルの固定金額またはパーセントで行うことが可能です。 いくつかのタイプの通常調整および SLA 違反調整が利用できます。
直接原価
直接原価とは、追跡およびアクティビティへの割り当てが容易な原価のことです。
データ コレクタ(DC)
データ コレクタは特定のメトリックのデータを収集します。
データ オブジェクト
データ オブジェクトは、チャートまたは表に使用するデータを定義します。 データ オブジェクトのデータ ソースには、SQL データベース、カンマで区切られたファイル、または Java プラグインによりアクセスできるその他の任意のデータ ソースを使用できます。 データ オブジェクトは、目的による分類を容易にするよう、フォルダで管理します。
データ ビュー
データ ビューは、データ オブジェクトにより取り出されたデータをフォーマットします。 データは表形式、チャート形式、またはその両方で表示できます。 データ ビューは、目的による分類を容易にするよう、フォルダで管理します。
データ メディエーション プロファイル
データ メディエーション プロファイルとは、データ送信および外部データの構造の定義です。 このプロファイルは、使用量イベント データの操作および正規化を行う強力な機能も提供します。
バッチ印刷ジョブ
バッチ印刷ジョブとは、特定の認証に従ってグループ化されたインボイスのコレクションです。 コレクションが作成されると、それは変更されず、そのインボイスは一括または個別にいつでも印刷できます。
ビジネス ユニット
ビジネス ユニットは、組織構造内の 1 つのブランチです。 この組織単位は、サービス プロバイダとしてのいくつかの性質、および副部門としてのすべての性質を備えています。
プール ワークシート
プール ワークシートは、コスト要素をアクティビティへ追跡し、関連アクティビティのコスト プールごとのドルの値を取得するのに使用されます。 数式を使用して、複数の会計期間およびセットにわたるコストを調整できます。
フェールオーバ
フェールオーバとは、データベースの最新のコピーを別のシステムにバックアップとして保持するプロセスです。 従来のフェールオーバのアーキテクチャは、一方のシステムがアプリケーションとして動作し、他方のシステムがスタンバイ モードで使用されない状態で、プライマリ システムに障害が発生した際に代わりに動作する準備をしている、といったものです。 代わりとなるアーキテクチャには、クラスタリングが含まれます。
プロセス インスタンス
プロセス定義はビジネス プロセスで実行が必要な処理を表すのに対し、プロセス インスタンスは実際に実行されている処理を表します。 プロセス定義を実行することで、プロセス インスタンスを作成します。 同じプロセス定義のプロセス インスタンスを複数作成できます。 プロセス インスタンスは、プロセス定義インスタンスと呼ばれることがあります。
プロセス定義
プロセス定義は、ビジネス プロセスの 1 つを表すものです。 プロセス定義は、ノード、イベント、ロール、実行者、作業、およびプロセス ロジック用の基準で構成されます。 プロセス定義を実行すると、プロセス インスタンスが作成されます。 同じプロセス定義のプロセス インスタンスを複数作成できます。
ルーティング ノード
ルーティング ノードは、Workflow プロセス定義における制御フローの分岐を定義します。 ルーティング ノードを選択すると、次のアクティビティへの 1 つのルートが使用可能になります。 平行ルーティング ノードでは、1 つ以上のルートを使用できます。
ルール
ルールは、イベントに関連します。 ルールは、いつルールを適用するのかを定義するフィルタ条件のセットを持つことができます。 フィルタ条件が満たされると、ルールが有効な場合、ルール アクションが起動されます。
レポート レイアウト
レポート レイアウトを使用して、複数のレポート要素を 1 つのレポートとして表示します。 レポート レイアウトを使用すると、テキスト、イメージ、URL などのオブジェクト、および(これが最も重要ですが)データ ビュー オブジェクトを使用して、カスタム レポートを設計できます。 位置、サイズ、色、枠線/スタイル、[グリッドに合わせる]の設定、およびその他のさまざまなツールを選択して、目的の結果を得ることができます。 レイアウトは、目的による分類を容易にするよう、フォルダで管理します。
ワークシート
ワークシートを使用すると、ビジネス アクティビティに関連するコストを定義できます。 ワークシートには、サービス ワークシートとプール ワークシートの 2 種類があります。
活動基準管理(ABM)
活動基準管理(ABM)では、活動基準原価計算(ABC)の情報を使用して、予算作成や計画のプロセスにおいて、より効果的にリソースの割り当てが行えるようにします。
動的インボイス グループ
動的インボイス グループとは、データ オブジェクトとして保存されている特定の基準を前提として、動的に生成されるアカウント リストを含むインボイス グループです。
比例配分
比例配分とは、アカウントの請求周期期間にわたって申し込みのコストを分割するプロセスのことです。
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