VMware 環境では、すべてのユーザに同じ認証情報を付与して Windows システムにアクセスできるようにしたり、予約要求をサブミットする場合にユーザが固有のパスワードを選択できるようにセットアップすることができます。 リソース プール レベルで使用するポリシーを指定します。
ユーザが固有のパスワードを選択するように許可されていない場合は、dpmutil set superuser コマンドを発行して後で取得できるように Windows 管理者パスワードをデータベースに保存します。 例:
dpmutil -set -superuser
コマンドは管理者権限のある認証情報を要求するプロンプトを表示します。
予約マネージャ は、ユーザにシステムの準備完了を通知する電子メールを送信するときにパスワードを取得します。 指定するパスワードは、Windows システムのプロビジョニングに使用するために VMware カスタマイズの仕様で指定されたパスワードと一致する必要があります。
カスタマイズの仕様は VMware Infrastructure Client を使用して定義されます。 この方法を使用する場合は、テンプレートを作成するときに使用される仮想マシン用の管理者パスワードは、空白か空の値に設定される必要があります。 空白に設定された場合、カスタマイズの仕様で定義されたパスワードは仮想マシンのプロビジョニング中に設定されます。
仮想マシン テンプレートを 予約マネージャ インベントリに追加する場合は、保存されたカスタマイズの仕様を各テンプレートに関連付けます。 すべての Windows カスタマイズの仕様が同じ管理者パスワードを使用するように設定する必要があります。
ユーザが固有のパスワードを選択するように許可されている場合、Windows 管理者アカウントはユーザが入力したパスワードで設定されます。 パスワードは暗号化され、他の予約データと共に保存されます。 ユーザ指定のパスワードは、カスタマイズの仕様で定義されたパスワードを上書きします。 空白の管理者パスワードを使用する VM テンプレートをセットアップするための要件でも、エンド ユーザに固有のパスワードを指定させる必要があります。
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