SystemEDGE エージェントは、CA Server Automation 管理モデル全体に統合された、セルフ モニタおよびプロセス モニタ用の状態管理モデルをサポートします。 エージェントは、さまざまな重大度の複数のモニタを単一の管理対象オブジェクトに集計します。 このオブジェクトの状態は、最高の重大度の違反されたモニタに対応します。
エージェントは、割り当てられた重大度値に従って、個々のモニタ状態を計算します。 計算結果の状態は、以下のいずれかです。
注: モニタの重大度が「なし」の場合は、状態が「稼働中」と「ダウン」のいずれかに切り替わります。
システム管理 MIB の集計テーブルは、オブジェクト クラス、インスタンス、および属性値を使用して、同じ値のモニタを 1 つのエントリに集計します。 このエントリは、モニタされたオブジェクトを表し、このオブジェクトに対して集計状態が維持されます。
注: オブジェクト クラス、インスタンス、および属性の値をモニタに入力しない場合は、エージェントが、意味のあるデフォルト情報を入力します。 デフォルト セルフ モニタ値は、モニタされた OID をインスタンス、クラス、および属性値にマップする sysedge.oid ファイルを使用するモニタされた OID に基づいています。 デフォルト プロセス モニタ値は、プロセス正規表現とモニタされた属性に基づいています。
集計テーブルは、しきい値違反によってオブジェクトのすべてのモニタが最悪の状態になる場合にのみ、テーブル内の現在の状態を更新し、状態変更トラップを送信します。 たとえば、3 つのモニタで CPU 使用率をモニタしており、その 1 つが 60 パーセント(割り当てられた重大度が「警告」)、もう 1 つが 80 パーセント(重大度が「重大」)、もう 1 つが 100 パーセント(重大度が「致命的」)で、エージェントが 82 パーセントの CPU 使用率を返したと仮定します。 この値は、60 パーセントおよび 80 パーセントのモニタでしきい値違反を引き起こします。 ただし、エージェントは、80 パーセントのモニタに対する 1 つの状態変更トラップのみを送信し、集計状態を「重大」変更します。
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