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Huawei GalaX 管理コンポーネント間のインタラクションの確認

システム管理者として、CA Server Automation を使って新しい Huawei GalaX 環境を管理するとします。 CA Server Automation を使用すると、1 つ以上の GalaX 環境の物理リソースと仮想リソースを動的に管理できます。 Huawei GalaX は、1 つ以上の Computing Resource Managers (CRM)と通信する Elastic Service Controller (ESC)から構成されます。 CRM は複数の Computing Node Agents (CNA)と通信します。

GalaX を管理するため、CA Server Automation は、その GalaX プラットフォーム管理モジュール(PMM)、GalaX Application Insight Module (AIM)、および Elastic Service Controller (ESC)の間にネットワーク接続を必要とします。 これらのネットワーク接続を確立するには、CA Server Automation GalaX 管理コンポーネント(つまり GalaX PMM と GalaX AIM)を設定します。

GalaX AIM は、SystemEDGE の機能範囲を拡張する SystemEDGE エージェント プラグインです。 GalaX AIM によって SystemEDGE は、複数の GalaX 環境のパフォーマンスをモニタでき、モニタ対象 GalaX リソースの状態を評価できます。 しきい値に基づき、SystemEDGE および AIM はモニタ対象リソースのステータスを判断し、その情報を SNMP を使用して CA Server Automation マネージャにプロパゲートします。

GalaX PMM は CA Server Automation マネージャのコンポーネントです。 PMM には、SOAP を使用するすべての Huawei GalaX 操作のサポートと接続を提供する役割があります。 PMM は、Computing Resource Manager との接続を管理し、GalaX 関連の操作を実行します。また、AIM からデータを取得し、CA Server Automation 管理データベースに入力します。

以下の図は、2 つの GalaX ESC 環境例において、影響を受けるコンポーネントのインタラクションを示しています。 通常、GalaX PMM およびそのマルチインスタンス サポートを含む各 GalaX AIM は、複数の Elastic Service Controller に接続できます。 図中に示される接続では制限が指定されていません。 必要なネットワーク接続は、TCP/IP、SNMP、および SOAP に基づきます。

HUAWEI GalaX 管理コンポーネント間のインタラクション