CA Server Automation の CA IBM PowerVM コンポーネントでは、IBM PowerVM リソースをモニタおよび管理できます。 モニタおよび管理されるリソースには以下のタイプがあります。
ハードウェア管理コンソール(HMC)は、IBM PowerVM システム上で管理タスクを実行するために使用する外部アプライアンスです。 HMC は、リソースをパーティションに動的に割り当てるなど、論理パーティションを作成または変更するのに使用できます。 HMC は POWER システムのサーバ ファームウェア層と通信し、大規模 PowerVM 環境での単一制御ポイントを提供します。
Integrated Virtualization Manager (IVM)は仮想 I/O サーバ(VIOS)の機能拡張で、単一の POWER システムを管理できます。 IVM では、LPAR を作成し管理できます。 IVM では、VIOS 機能の管理を可能にし、Web ベースユーザ インターフェースを提供します。
仮想 I/O サーバ(VIOS)は、すべての物理 I/O リソースを所有するように設定された特別な論理パーティションで、その仮想化機能をほかの LPAR に提供します。 LPAR は、仮想 I/O サーバを介して仮想デバイスとしてディスク、ネットワーク、および光学デバイスにアクセスします。 仮想化されたリソースを持つ PowerVM システムには、それぞれ仮想 I/O サーバがあります。
論理パーティション(LPAR)は、独立したシステムとして仮想化される、ハードウェア リソースのサブセットです。 物理システムは複数の LPAR に分割でき、それぞれの LPAR が個別のオペレーティング システムとアプリケーションを提供します。 論理パーティションの数は、システムのハードウェア構成によって異なります。 LPAR はネットワーク内で別々のシステムとして通信します。
IBM PowerVM リソースを管理するには、HMC/IVM サーバと仮想 I/O サーバに SSH アクセス認証情報を提供します。
CA Server Automation の[管理]-[設定]-[プロビジョニング]-[IBM PowerVM]グループを使用して、PowerVM リソースを管理するよう CA Server Automation を設定できます。
以下のパネルを使用できます。
LPAR AIM サーバは、SystemEDGE および LPAR AIM が実行されるシステムです。 LPAR AIM は、ローカル CA Server Automation マネージャ システムまたはリモート Windows サーバ上で実行できます。 LPAR AIM はマルチインスタンス AIM で、複数の HMC または IVM に接続できます。 AIM が HMC または IVM サーバの管理を開始すると、この HMC または IVM サーバに接続されている P-Server が AIM によってすべて検出および管理されます。
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