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dpmucs powercycle コマンド -- ブレードの電源サイクル操作

このコマンドを使用すると、ブレード上で電源サイクル操作を実行できます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmucs powercycle
[-sc sc_url] 
-ucs_manager ucsmanagername 
[-dn distinguishedname]
-operation operation 
[-ws_user username]
[-ws_password password]
[-locale iso639value]

-sc sc_url

（オプション）サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例： https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例： localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例： 80

-ucs_manager ucsmanagername

情報または操作を取得する場合の UCS Manager の名前を定義します。

-dn distinguishedname

Cisco UCS シャーシ、ブレード、またはスイッチの完全修飾の一意の名前を定義します。 有効なエントリ： デバイス名、または空文字列（""）（すべてのシャーシ、ブレード、またはスイッチをすべて表示する）。 指定しない場合は、デバイスの詳細がリスト表示されます。

-operation operations

ブレードの電源サイクル オプションを定義します。 有効なエントリは次のとおりです。

• 2 = 電源サイクル。 すぐにブレードの電源をオフにし、その後でブレードの電源をオンにします。
• 3 = 正常なシャットダウン。 データを保存してからブレードの電力をオフにし、ブレードの電源をオンにすることができます。
• 4 = リセット即時。 ブレードの電源のプラグを抜いて電源をオフにし、再びプラグを差すことができます。データは保存されません。
• 5 = リセット待機。 電源のプラグを抜く前にデータを保存し、再びプラグを差すことができます。
• 6 = ソフト シャットダウン。 データを保存できるように、実行中のすべてのアプリケーションにシャットダウンを通知します。
• 7 = シャットダウン。 データを保存せずにブレードをシャットダウンします。
• 8 = 起動。 ブレードを起動します。

-ws_user username -ws_password password

（オプション）Web サービスのセキュリティ チェックで使用する認証情報を指定します。 認証情報が含まれていない場合、入力が求められます。 caaipsecurity を使用して独自のセッションをセット アップすることにより、認証情報のプロンプトを回避します。

-locale iso639value

（オプション）デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ（たとえばフランス語の場合は fr_FR）で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。

例： ブレードの電源サイクル操作

以下の例は、ブレード sys/chassis-1/blade-3 に対してただちに電源サイクル操作を実行します。

dpmucs powercycle
-ucs_manager EngManager200
-dn "sys/chassis-1/blade-3"
-operation 2
-ws_user cba
-ws_password cba