dpmsd cancelimage コマンドは、サーバに展開されているイメージを取り消します。 保留中またはすでに進行中の OS イメージング ジョブを取り消せます。 すでに進行中のオペレーティング システム イメージを取り消す場合、ターゲット ホストの状態は予測不能となります。 そのため、次のタスクのターゲット ホストのリセットが必要となる場合があります。
注: 進行中のオペレーティング システム イメージ展開の取り消しを無効にするには、casdaconf.cfg ファイルを変更します。 進行中のイメージ取り消しを有効にするには、次のようにフラグを設定します: SD_Img_Cancel_Job_In_Progress=Yes。 この設定を無効にするには、Yes を No に変更し、Apache サービスを再起動します。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmsd cancelimage [-sc sc_url] -target_host targethostname [-itcm_server itcmdomainmanager] [-pre][-post[-ws_user username -ws_password password][-locale iso629value]
(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。
例: https://hostname:port/...
サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。
例: localhost.ca.com
サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。
例: 80
イメージを展開するターゲット ホスト サーバの名前を定義します。
(オプション)Software Delivery アダプタがある場合は、CA ITCM ドメイン マネージャの名前を定義します。 1 つのSoftware Delivery アダプタまたは CA ITCM ドメイン マネージャのみを設定する場合はオプションです。
(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)Web サービスのセキュリティ チェックで使用する認証情報を指定します。 認証情報が含まれていない場合、入力が求められます。 caaipsecurity を使用して独自のセッションをセット アップすることにより、認証情報のプロンプトを回避します。
(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。
例: ホスト上のイメージを取り消す
以下の例は、ターゲット ホスト server001 上のオペレーティング システム イメージを取り消します。
dpmsd cancelimage -target_host server001 -pre -post
例: 複数 ITCM ドメイン マネージャ環境で、ホスト上のイメージを取り消す
以下の例は、ターゲット ホスト server001 上のオペレーティング システム イメージを取り消します。 この操作は、ITCM ドメイン マネージャ domainmanager001 上の SD アダプタにルーティングされます。
dpmsd cancelimage -target_host server001 – itcm_server domainmanager001 -pre -post
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