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dpmpolicy findcandidatemachine コマンド -- 候補サーバを検索する

dpmpolicy findcandidatemachine コマンドは、ユーザ定義の仕様に該当するサーバを検索します。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmpolicy findcandidatemachine [-sc sc_url] [-machine_list machinelist] -constraint Source:OP:Value [-constraint Source:OP:Value] [-ws_user username -ws_password password] [-locale iso639value]
-sc sc_url

(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例: https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例: localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例: 80

-machine_list machinelist

(オプション)利用可能なサーバのリストを指定します。 有効なエントリ: カンマ区切りのマシン名。

-constraint={Source:OP:Value},...

候補サーバが満たす必要のある仕様を定義します。 オプションは、以下のとおりです。

Source={MEMORY|CPUSPEED|STORAGE|ARCH}

制約および関連付けられた値のタイプを指定します。

MEMORY

メモリ制約を指定します。

値の範囲: MB

CPUSPEED

CPU 処理速度制約を指定します。

値の範囲: MHz

STORAGE

ストレージ制約を指定します。

値の範囲: MB

ARCH

ハードウェア制約を指定します。

値の範囲: X86、SPARC、PA-RISC、POWERPC、X64

OP={EQ|NEQ|GT|GTE|LT|LTE}

オペランドを指定します。 以下のようなオペランドがあります。

EQ = 等しい

NEQ = 等しくない

GT = より大きい

GTE = 以上

LT = 未満

LTE = 以下

-ws_user username -ws_password password

(オプション)Web サービスのセキュリティ チェックで使用する認証情報を指定します。 認証情報が含まれていない場合、入力が求められます。 caaipsecurity を使用して独自のセッションをセット アップすることにより、認証情報のプロンプトを回避します。

-locale iso639value

(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。

例: サーバを検索する

この例では、システム メモリが 2000 MB を超えているサーバを検索します。

dpmpolicy findcandidatemachine -constraint MEMORY:GT:2000

例: リスト内のサーバを検索する

この例では、指定されたサーバ リストの中から、システム メモリが 2000 MB を超え、CPU が 2400 MHz 以上のサーバを検索します。

dpmpolicy findcandidatemachine -constraint MEMORY:GT:2000 -constraint CPUSPEED:GTE:2400 -machine_list alert.ca.com, 141.202.224.59