前のトピック: dpmlpar setresources コマンド -- メモリ リソースの更新次のトピック: CA Microsoft Cluster Server CLI コマンド


dpmlpar setresources コマンド -- プロセッサ リソースの更新

dpmlpar setresources コマンドは、IBM AIX LPAR のプロセッサを更新します。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmlpar setresources
[-sc sc_url] 
-hmc name 
-managed_system managedsystemname
-partition_name partitionname
-type {dynamic|all|profile}
[-proc_mode {shared |dedicated}]
[-min_proc_units units]
-desired_proc_units units
[-max_proc_units units]
[-min_procs number]
-desired_procs number
[-max_procs number]
[-share_mode {capped |uncapped} [-uncap_weight weight]]

-sc sc_url

(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例: https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例: localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例: 80

-hmc name

論理パーティションが存在する管理対象システムを制御する ハードウェア管理コンソール(HMC)または Integrated Virtualization Manager (IVM)を指定します。

-managed_system managedsystemname

論理パーティションが存在する管理対象システムを指定します。 管理対象システムは、HMC/IVM 上に存在する必要があります。

-partition_name partitionname

リソースを適用する論理パーティションを指定します。 パーティションは、管理対象システム上に存在する必要があります。

-type {dynamic|all|profile}

調整が一時的なものか永続的なものかを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

dynamic

現在のリソースのみを調整します。調整された値は、パーティションをシャットダウンすると失われます。

all

現在のリソースとプロファイルの値を調整します。 調整された値はパーティションについて保存されます。

profile

プロファイル値を調整します。

-proc_mode {shared|dedicated}

(オプション)パーティションのプロセッサ モードのタイプを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

shared

他のパーティションとプロセッサ リソースを共有します。

dedicated

専用のプロセッサ リソースがパーティションにあることを指定します。

-min_proc_units units

(オプション)パーティションの最小プロセッサ ユニット数を定義します。

値の範囲: .01 ずつインクリメント

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-desired_proc_units units

このパーティションに割り当てられているプロセッサ ユニット数を定義します。

値の範囲: .01 ずつインクリメント

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-max_proc_units units

(オプション)パーティションの最大プロセッサ ユニット数を定義します。

値の範囲: .01 ずつインクリメント

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-min_procs number

(オプション)パーティションの最小仮想プロセッサ数を定義します。

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-desired_procs number

このパーティションに割り当てられている仮想プロセッサ数を定義します。

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-max_procs number

(オプション)パーティションの最大仮想プロセッサ数を定義します。

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

-shared_mode {capped|uncapped}

管理対象システムで、別のパーティションにコミットしていない、共有プロセッサ プールのアイドル プロセッサ ユニットを論理パーティションで使用できるようにするかどうかを指定します。

: このオプションは共有プロセッサでのみ使用できます。

オプションは、以下のとおりです。

capped

パーティションにコミットされているプロセッサ ユニットのみを使用できます。

uncapped

利用可能な場合は共有プロセッサ プールのアイドル プロセッサ ユニットをパーティションで使用できます。

-uncap_weight weight

(オプション)共有モードとして uncapped を選択した場合に、処理優先度の加重平均を定義します。

値の範囲: 0 ~ 255