dpmlpar-cycle コマンドは、論理パーティションの電源オン、電源オフ、リセット、中断を行います。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmlpar-cycle
-powerop {activate|restart|shutdown}
-hmc name
-managed_system managedsystemname
-partition_name partitionname
[-type {delayed|immediate|os_shutdown|immediate_os_shutdown}]
[-profile_name profilename]
[-activate_bootmode {normal|open_firmware}]
[-activate_keylock {normal|manual}]
[-verbose add_commandinfo]
[-sc URL]
[-ws_remote_user username]
[-ws_remote_password password]
[-pre]
[-post]
LPAR 上で実行する電源操作を指定します。 オプションは、以下のとおりです。
LPAR をオンにします。
LPAR をオフにした後、必要に応じてオンにします。
LPAR をオフにします。
論理パーティションが存在する管理対象システムを制御する ハードウェア管理コンソール（HMC）または Integrated Virtualization Manager （IVM）を指定します。
論理パーティションが存在する管理対象システムを指定します。 管理対象システムは、HMC/IVM 上に存在する必要があります。
リソースを適用する論理パーティションを指定します。 パーティションは、管理対象システム上に存在する必要があります。
イメージング操作タイプ リソース グループ（res_group）と個別リソース（individual_res）のどちらを使用するかを指定します。 オプションは、以下のとおりです。
パーティションをすぐにシャットダウンします。 データが部分的にしか更新されていない場合、このオプションは望ましくない結果を引き起こす場合があります。
標準のシャットダウン コマンドを発行してパーティションをシャットダウンします。 このオプションを正常に実行するには、パーティションのイメージが作成されている必要があります。
オペレーティング システムのシャットダウン コマンドを発行して、できるだけ短時間でパーティションをシャットダウンします。 このコマンドは、他のユーザへのメッセージ送信など、標準のシャットダウン アクティビティを省略します。 このオプションを正常に実行するには、パーティションのイメージが作成されている必要があります。
論理パーティションをアクティブ化するときに使用するパーティション プロファイルを指定します。 HMC には必須です。 IVM については任意で、指定した場合には、その名前がパーティション名と一致する必要があります。
（オプション）アクティブ化操作のキーロック モードを指定します。 オプションは、以下のとおりです。
標準の方法でパーティションを開始します。
パーティションを開始し、ファームウェア プロンプトを開きます。
（オプション）アクティブ化操作のキーロック モードを指定します。 オプションは、以下のとおりです。
自動モードでパーティションを開始します。アクティブ化にはユーザ操作を必要としません。
手動モードでパーティションを開始します。アクティブ化にはユーザ操作が必要となります。
キーロック モードをアクティブにしません。
コマンドの実行方法に関する追加情報を提供します。
（オプション）サービス コントローラの URL を指定します。
（オプション） CA Server Automation リモート ユーザ名を指定します。
（オプション） CA Server Automation リモート パスワードを指定します。
（オプション）操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
（オプション）操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
例： デフォルト プロファイルを使用して論理パーティションをアクティブ化する
以下の例は、デフォルト プロファイルを使用して論理パーティション testlpar をアクティブ化します。
dpmlpar-cycle -powerop activate -hmc uslihmc -managed_system testComputer -partition_name testlpar -profile_name testlparprofile
例： 指定したプロファイルを使用して論理パーティションをアクティブ化する
以下の例は、プロファイル testlparprofile を使用して論理パーティション testlpar をアクティブ化します。
dpmlpar-cycle -powerop activate -hmc uslihmc -managed_system testComputer -partition_name testlpar -profile_name testlparprofile
例： 論理パーティションをアクティブ化し、ファームウェア プロンプトを開く
以下の例は、プロファイル testlparprofile を使用して論理パーティション testlpar をアクティブ化し、ファームウェア プロンプトを開きます。
dpmlpar-cycle -powerop activate -hmc usliivm -managed_system testMS -partition_name testlpar -activate_bootmode open_firmware
例： 論理パーティションの遅延シャットダウン
以下の例は、論理パーティション testlpar の遅延シャットダウンを実行します。
dpmlpar-cycle -hmc testivm -powerop shutdown -managed_system managedsys1 -partition testlpar -type delayed
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