dpmhv-addVMNic（Cmdlet）コマンド -- VM にネットワークインターフェースコントローラを追加する

dpmhv-addVMNic コマンドを使用すると VM にネットワークアダプタを追加することができ、そのアダプタを仮想スイッチに接続するオプションが提供されます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhv-addVMNic 
-host hostname 
-vm vmname|-vmid vmguid 
[-mac_address macaddress]
[-switch switchname]
[-legacy]
[-retval] 
[-silent]

-host hostname

Hyper-V Server ホストの名前を指定します。

-vm vmname

VM の名前を指定します。

-vmid vmguid

VM の一意の ID を指定します。

-mac_address macaddress

（オプション）新しいネットワークアダプタの MAC アドレスを定義します。有効なエントリ：次の形式の 12 桁の 16 進数値（例： A ～ F、0 ～ 9、a ～ f）： 0013724C2140 または 00:13:72:4C:21:40。

注： macaddress を指定しない場合、Hyper-V は MAC アドレスを自動的に生成します。

-switch switchname

VM のネットワークアダプタを接続する仮想ネットワークスイッチの名前を指定します。このオプションを指定しない場合、VM のネットワークアダプタは仮想ネットワークに接続されません。

デフォルト： なし

-legacy

（オプション）Hyper-V 合成アダプタの代わりにレガシーネットワークアダプタを作成します。

注： Hyper-V 統合サービスがないオペレーティングシステムをインストールする場合にこのオプションを使用します。

-retval

後で処理できるように値を返します。

-silent

画面に出力しないように指定します。

例： VM にネットワークインターフェースコントローラを追加する

この例では、VM「TestVM」に NIC を追加します。

dpmhv-addVMNic 
-host hvserver 
-vm TestVM 
-switch "Local Area Connection 
- Virtual Network"