サービス プロビジョニングは、サービス テンプレートに基づいたサービスの作業インスタンスの作成です。 サービス テンプレートは、アプリケーションのセット(関連付けられたアクションを含む)と、サービスをホストするために必要なマシン定義です。
- [リソース]をクリックし、[エクスプローラ]ツリーで[オンデマンド サービス]を右クリックして[新規サービス テンプレート]を選択します。
[サービス テンプレートの作成]パネルが表示されます。
- サービス テンプレートの名前と説明を入力し、サービスをホストするために必要なマシンの数を選択します。
- (オプション)サービス テンプレートにエンドポイント テンプレート ファイルを添付するには、[サービス情報ファイル]を指定します。
[サービス情報ファイル]は、サービスが正常にプロビジョニングされたときにユーザに表示されるパネルです。 HTML 形式のファイルは、サービスにアクセスするために必要な接続の詳細や、サービスを使用するために必要なその他の任意の情報を指定します。
注: サービス情報ファイルの例については、CA Server Automation に付属のサービス テンプレートを確認してください。
- (オプション)サービス テンプレートを[エクスプローラ]ツリー内のユーザ定義グループに整理できるようにするには、セミコロンで区切られたタグのリストを指定します。
- (オプション)追加のアプリケーションを許可して、サービスをプロビジョニングするときにエンド ユーザが依存アプリケーションを追加できるようにします。
注: このオプションは、エンド ユーザが後で特定の依存アプリケーションを追加することによってベースにすることができる基本テンプレートを作成するために使用します。 たとえば、サポートしているインフラストラクチャを使用してアプリケーション サーバをプロビジョニングし、エンド ユーザが任意の依存アプリケーションを追加で指定できるようするためのテンプレートを作成します。
- (オプション)サービスをプロビジョニングするために必要なマシンの設定と要件を編集します。
注: デフォルトでは、サービス テンプレートは、サービス プロビジョニングに必要なすべてのマシンに VM テンプレートを自動的に適用します。 指定されたオペレーティング システムのために使用する任意のデフォルトの VM テンプレートを指定するには、サービス プロビジョニング用のマシン テンプレートを設定します。 デフォルトのテンプレートが存在せず、どのテンプレートも選択されない場合、CA Server Automation は vCenter VMware サーバに適切なテンプレートを要求します。
- [詳細]をクリックします。
[ターゲット マシン詳細]パネルが表示され、マシンごとのデフォルト設定が表示されます。
- 単一のマシンの設定を編集するには、ツール アイコンをクリックします。
注: 複数のマシンの設定を編集するには、複数のマシンを選択し、右矢印をクリックします。
[マシン]パネルが表示され、そのマシンの設定とリソース設定が表示されます。
- (オプション)使用する VMware vCenter テンプレートを指定します。
- マシンに必要な CPU およびメモリ リソースと、そのマシンがマシンのクラスタであるかどうかを指定します。
注: クラスタの場合、マシンの設定はクラスタ内の各マシンに適用されます。
- (オプション) VMware vCenter プロビジョニングに使用する動的仕様を指定または作成します。
- [ディスク]タブをクリックし、マシンのビューを表示して、ディスク ストレージ設定を変更します。
注: 複数のマシンを変更する場合は、ディスクを追加すると、選択されたマシンの共有ストレージが作成されます。
- マシンのネットワーク設定を表示および変更するには、[NIC]タブをクリックします。
- [OK]をクリックします。
- 必要に応じてマシンごとに手順 b ~ h を繰り返し、[閉じる]をクリックして[サービス テンプレート]パネルに戻ります。
- (オプション)複数のアプリケーションに同じパラメータが必要な場合は、個別のアプリケーションでパラメータを設定する代わりに、グローバル代替変数を使用できます。 複数のアプリケーションに同じデータベース接続と認証情報が必要な場合、デフォルト値を指定する代替変数を作成できます。 その後、個々のアプリケーションでそれらの代替変数を指定することができます。
[オプション]タブで、[追加]アイコンをクリックしてグローバル代替変数を追加します。
- [アクション パラメータ]に代替変数を入力します。 変数の開始と終了には # を使用します。
例: #DB_URL#
- 変数の[説明]、[ラベル]、および[データ タイプ]を入力します。
- 変数の[デフォルト値]を入力します。
注: 変数の値セットを保持するには、[値リスト]をクリックします。
- (オプション)エンド ユーザがアプリケーションの実行中にアクション パラメータの値を入力できるよう指定するには、[ユーザ編集可能]を選択します。 入力が必要なときにエンド ユーザが受け取るプロンプトとして[ラベル]を指定します。
- (オプション)ユーザ入力が必要なことを指定するには、[必須]を選択します。
- [OK]をクリックします。
CA Server Automation は、この変数をサービス テンプレートの[オプション]のリストに追加します。
- 必要に応じてサービス テンプレート内のアプリケーション アクション オプションを編集し、アクション パラメータの[デフォルト値]を代替変数に置換します。
- サービス テンプレートにアプリケーションを追加するには、以下の手順に従います。
- [利用可能なアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネルの[アプリケーション リスト]タブを選択します。
- 選択するアプリケーションをダブルクリックします。
アプリケーションは[選択されたアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネルにリスト表示されます。
- アプリケーションをホストするシステムを指定します。
- (オプション)サービス テンプレート アプリケーションを設定するための編集アイコンをクリックします。
[選択されたアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネルはアプリケーションの詳細で更新されます。
- このサービス テンプレートの一部としてその他のサービス テンプレートをプロビジョニングするには、以下の手順に従います。
- [利用可能なアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネル内の[サービス テンプレート リスト]タブを選択します。
- 選択するサービス テンプレートをダブルクリックします。
テンプレートは[選択されたアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネルでリスト表示されます。
[選択されたアプリケーションおよびサービス テンプレート]パネルが、サービス テンプレートの詳細で更新されます。
- (オプション)その他のアプリケーションとサービス テンプレートを追加するには、手順 8 と 9 を繰り返します。 実行する順序を指定するには、上矢印と下矢印を使用します。
注: アプリケーションの複数のインスタンスを同じマシンまたは異なるマシンに展開するには、マシンごとにアプリケーションの追加を繰り返します。
- [OK]をクリックします。
CA Server Automation は、このテンプレートを[エクスプローラ]ツリー内のサービス テンプレートのリストに追加します。 サービス テンプレートが、プロビジョニング用に準備できました。
注: CA Server Automation は、予約マネージャ で使用する予約テンプレートをサービス テンプレートに基づいて自動的に作成します。