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Active Directory セキュリティのシステム ユーザ パスワードの変更

CA Server Automation をインストールする際に Active Directory に接続するよう設定すると、CA Server Automation をインストールしたユーザは自動的に CA EEM に登録されます。 この登録によって、CA Server Automation が Active Directory ドメインからユーザを認証できるようになります。 ユーザ パスワードが変更されると、CA EEM がユーザを認証できなくなるため、ユーザは CA Server Automation ユーザ インターフェースにログインできません。 以下のようにユーザ パスワードを変更します。

Active Directory のユーザ パスワードを変更する方法

  1. [スタート]-[プログラム]-[CA]-[Embedded Entitlements Manager]-[EEM ユーザ インターフェース]に移動し、ユーザ インターフェースを開きます。

    [ログイン]ダイアログ ボックスが表示されます。

  2. 現在のパスワードでログインします。

    ユーザ インターフェースが開きます。

  3. [設定]および[EEM サーバ]をクリックします。

    [EEM サーバ]ペインが表示されます。

  4. 左側のペインの[グローバル ユーザ/グローバル グループ]をクリックして、デフォルト オプション[外部ディレクトリから参照]を選択されたままにします。
  5. タイプをデフォルトの[Microsoft Active Directory]のままにし、[パスワード]および[パスワードの確認]フィールドに新しいパスワードを入力して[保存]をクリックします。
  6. CA EEM を閉じます。
  7. [スタート]-[プログラム]-[CA]-[CA Server Automation]-[CA Server Automation コマンド プロンプト]に移動します。

    コマンド プロンプトが表示されます。

  8. 以下のコマンドを入力します。
    dpmutil –set –sysuser
    

    Sysuser は、CA Server Automation をインストールするユーザと同じユーザです。 dpmutil コマンドが、手順 5 で指定した、必要な認証情報の入力を要求します。

    情報を入力してコマンドを完了します。

  9. CAAIPApache  および CAIPTomcat サービスをリサイクルします。

    認証情報が一致し、CA Server Automation が予期したとおりに動作します。

注: いずれの場合も、Install_path¥Apache¥ logs¥error.log にある Apache のログ ファイルで、製品が適切に起動したことを確認できます。 最後のエントリが「Validating EEM is available」である場合は、認証情報にまだ問題があります。 「-set -eiam」および「-set -sysuser」に使用した認証情報を、CA EEM UI へのログインに使用できることを確認します。 有効な認証情報を使用して dpmutil コマンドを再度実行します。