CA Server Automation はポリシーベースの製品であり、物理および仮想リソースのモニタ、再設定、プロビジョニングを行って、複雑なサービス指向のデータ センターの負荷要求に対応します。 CA Server Automation は、サービス指向アーキテクチャ（SOA）上に構築されており、データ センターを継続的に分析して、サーバが必要なタスクを実行するために最適にプロビジョニングされるようにします。 Web ‑ベースの CA Server Automation ユーザ インターフェースを使用して、データ センターを管理したり、データ センター内の各管理対象システムに関する詳細情報を取得したりできます。
CA Server Automation を使用して、以下の CA 技術を活用できます。
CA Server Automation は以下の外部テクノロジと統合されます。
以下の図は、製品アーキテクチャを示しています。
コア コンポーネント：
すべてのコンポーネントの場所およびステータスを識別するための一元化された場所を提供します。 必要な場合は、この一元化された場所から複数の管理サーバに CA Server Automation コンポーネントを分配できます。 状況によっては、コンポーネントが、統合する技術と同じサーバにインストールされている必要があります。 たとえば、関連付けられたコンポーネントは、Software Delivery サーバにインストールする必要があります。 適切に機能するためには、これらのコンポーネントを 1 つのメイン サービス コントローラに登録することも必要です。
CA ITCM、OS インストール管理技術（OSIM）、VMware vCenter、Microsoft Hyper-V、Amazon EC2、、および Rapid Server Imaging のための統一された統合ポイントを提供します。
システム メトリックを収集するエージェントを使用して、情報とパフォーマンス メトリックを集めます。 サポートされるエージェントは、CA パフォーマンス エージェント、、および SystemEDGE エージェント（SNMP 経由）です。 管理対象サーバは、データ センター インフラストラクチャ内のコア サーバです。 管理 DB に管理対象サーバが入力された後に、パフォーマンス モニタはデータの収集を開始します。
サービスや静的 IP プールなどのリソースを作成および変更する機能を提供し、さらに各システムの管理ステータスも設定します。
CA Configuration Automation との統合により、設定および変更管理機能を提供します。
CA ITCM および CA Patch Manager との統合により、ソフトウェア パッケージとパッチを管理対象サーバに展開します。
Microsoft タスク スケジューラと統合してジョブをスケジュールします。 長期間または繰り返し実行される保守タスクとアクションをジョブとしてスケジューリングできます。
CA Process Automation との統合により、スケジューリング、設定、モニタリング、および IT プロセスの自動化を行います。 任意の時点で、プロセス内での位置が正確にわかるようにプロセスを視覚化します。
すべての管理対象オブジェクトに関する情報を格納する共通のデータ リポジトリを提供します。 情報とは、サーバ情報、サービス関係、サービスしきい値、ルールとアクション、イベント、CA Configuration Automation や CA Software Delivery などの他のコンポーネント用の認証情報、データ センター レベルのポーリングと記録間隔、データ センター レベルのしきい値と遅延などです。
パフォーマンス モニタによって集められたメトリックをすべて格納するリポジトリを提供します。 また、どのサーバからどのメトリックが収集されたか、それらのメトリックの値（期間内に集計された）、サーバ レベルのポーリングと記録間隔、およびサーバ レベルのしきい値と遅延（全体的なサーバ使用率の）も格納します。
収集されたパフォーマンス データを分析して、どのユーザ定義のビジネス ルールに対する違反があったかを特定し、ターゲット サーバまたはサービスに対してアクションを実行します。 あらかじめ、特定の問題を解決するためのルールとアクションを定義しておくと、ポリシー コンポーネントが、指定されたパラメータを使用して知的な決定を下します。 サーバまたはサービスを識別した後に、状況を解決するためにさまざまなアクションを実行できます。 たとえば、CA Software Delivery にジョブをサブミットして、リモート ターゲット サーバにソフトウェア パッケージを配信したり、カスタム スクリプトを実行したり、新規システムをプロビジョニングしたり、さらに多くの修正アクションを完了したりできます。
CA SDM と統合して、ヘルプ デスク チケットのステータスのオープン、更新、モニタリングをサポートします。
管理およびパフォーマンス データベースに保存されたデータを使用して、レポート機能を提供します。
CA Server Automation コンポーネントが生成したすべてのイベントをキャプチャして、SNMP 転送を提供します。これを使用して、SNMP トラップを受信できる任意の CA またはサードパーティ製品にイベントを転送できます。
CA EEM と統合して、すべての認証要求および許可を管理し、共通のアクセス ポリシーを提供します。
Web ベース インターフェースで、エンド ユーザのためのセルフ サービス リソース予約システムを提供します。 ユーザは、管理者の操作を必要とせずに、迅速かつ安全に物理および仮想サーバの予約、設定、およびプロビジョニングを実行できます。
受信 SNMP トラップをリスンし、イベント（表示）に変換して、各種コンポーネントに配信します。
エージェントが収集したヘルス状態情報を、CA Server Automation エンティティの階層の上位へとプロパゲートします。
NetApp Provisioning Manager との統合により、新規または追加ストレージを仮想および物理システムにプロビジョニングします。
CA Server Automation が統合する以下の仮想化プラットフォームに対してモニタリングと管理のインターフェースを提供します。
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