CA Server Automation はオプションで、Hyper-V のプロビジョニングのために Microsoft System Center Virtual Machine Manager (SCVMM)と統合できます。 Hyper-V のモニタリングと管理に SCVMM は必要ありません。 SCVMM の代わりに、VM プロビジョニング用のローカル テンプレート(Hyper-V Server にバインド)を使用することもできます。
オプションの SCVMM 統合を使用するときは、以下の前提条件を確認し、必要な設定を適用します。
Microsoft SCVMM を使用するために必要な設定を適用する方法
winrm quickconfig
暗号化されない HTTP トラフィックを許可するには、以下のコマンドを実行します。
winrm set winrm/config/service @{AllowUnencrypted="true"}
HTTPS を有効にするには、SCVMM サーバ用の SSL 証明書を取得、インストールして、以下のコマンドを実行します。
winrm quickconfig -transport:https
SCVMM サーバ上でリモート シェル用の割り当て管理のパラメータ設定が不適切であると、環境内での SCVMM サーバの予想使用率によっては、VM プロビジョニングに失敗する可能性があります。 関係のあるパラメータは以下のとおりです。
ユーザ当たりのシェルの最大数を指定します。
デフォルト: 5
シェルを開くことができる同時ユーザの最大数を指定します。
デフォルト: 5
一度に複数のプロビジョニング ジョブを見込んでいる場合、SCVMM サーバ上のパラメータ設定は以下のように増やすことができます。
winrm set winrm/config/winrs @{MaxShellsPerUser="数値"}
winrm set winrm/config/winrs @{MaxConcurrentUsers="数値"}
例
winrm set winrm/config/winrs @{MaxShellsPerUser="30"}
winrm set winrm/config/winrs @{MaxConcurrentUsers="10"}
Microsoft が提供している「Quota Management for Remote Shells」(英語)の記事も参照してください。
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