カスタム スクリプトを作成すると、SRM に対し、ローカル システム上でカスタム テストを実行するよう指示することができます。
カスタム テストを作成するためのガイドライン
カスタム テストを作成する場合は、以下を考慮してください。
スクリプトを作成するためのガイドライン
スクリプトは、バイナリ実行ファイルとして、または UNIX のシェルや Perl などのスクリプト言語で作成することができます。 カスタム レスポンス モジュールは、SystemEDGE エージェント拡張オブジェクトと非常によく似た動作をします。 SystemEDGE 拡張オブジェクトの詳細については、「SystemEDGE ユーザ ガイド」を参照してください。 SRM では、カスタム スクリプトの出力は 3 個以上(6 個以下)の値に続いて改行を含む単一の行であることが求められます。
作成するスクリプトは、以下の情報をこの順序で戻す必要があります。
SRM は、受信バイト数および送信バイト数についてスクリプトが戻すデータに基づいて、スループットを計算します。 したがって、スクリプトが受信バイト数を提供する場合は、送信バイト数も提供する必要があります(逆の場合も同様です)。 スクリプトからの正しい出力は、以下の 3 つのオプションのいずれかである必要があります。
オプション A:
オプション B:
オプション C:
オプションと引数
カスタム テストには、以下のテスト固有のオプションと引数が必要です。
スクリプトのパス - 実行するカスタム スクリプトの完全パスおよびファイル名。
注: パス名を指定するときは、テストを実行するオペレーティング システムについて正しいタイプのスラッシュを必ず使用してください。UNIX システム上で実行するテストのディレクトリを指定するときはスラッシュ(/)、Windows システム上で実行するテストのディレクトリを指定するときはバックスラッシュ(¥)を使用します。
カスタム テストにタイムアウト値を指定する場合は、スクリプトの実行に十分な時間が提供されていることを確認してください。 スクリプトの実行に十分な時間が与えられていない場合は、SRM によってスクリプトが終了されます。スクリプトがそれ自身の子プロセスのクリーンアップを行わない場合、それらの子プロセスは実行を続けるため、最終的にシステムがハングアップする可能性があります。
このオプションまたは引数は、テストを作成または変更するときに指定します。
例
この例を使用して、/local/bin/custom_Test.pl にあるスクリプトを実行するのに必要な時間をモニタリングするテストを作成します。 このエントリは、エージェントに 120 秒(2 分)ごとに 1 度サービスをテストし、正常に応答するまで最大 20 秒待機するように指示します。 エージェントは最後の 3600 秒間(6 時間)の統計を算出します。
[新しいテストの作成]ページで以下を実行します。
変更をコミットすると、SRM によって以下のようなエントリが svcrsp.cf ファイルに追加されます。
{
index=99
type=custom
desc="Test custom service"
dest="/local/bin/custom_Test.pl"
interval=120
samples=1
timeout=20
window=3600
tos=0
limit=0
status=active
name="Custom Service Test"
class=""
context=""
flags="1"
loglevel=1
}
カスタム テストの実行中に表示されるエラーに関する詳細については、「カスタム テスト エラー コード」を参照してください。
|
Copyright © 2013 CA.
All rights reserved.
|
|