管理シェルではよく、オペレーティング システムのコマンドやほかのネイティブ ユーティリティを呼び出してシステム関連タスクを実行します。 対話型 AutoShell プロンプトまたはスクリプトの内部から、先頭に感嘆符を付けて OS コマンドを実行します。 感嘆符は常に入力行の最初の非空白文字である必要があります。
デフォルトでは、AutoShell は、OS コマンドの出力を AutoShell コンソールに直接書き込みます。 ただし、AutoShell コンソールに書き込まれる出力に AutoShell が直接アクセスして処理することはできません。 子プロセスの出力を処理するアプリケーションでは通常、出力をファイルにリダイレクトし、子プロセスが終了してからファイルを読み取ります。 AutoShell では、JavaScript オブジェクトに子プロセスの出力を直接割り当てることができます。 以下の例を参照してください。
OS アクセスを使用して、AutoShell から任意のアプリケーションを起動することができます。 OS コマンドを起動する場合、AutoShell は常にコマンドが完了するまで待機してから、コマンド プロンプトに戻るか、スクリプトの実行を続行します。
例
現在のディレクトリにあるファイルをリスト表示し、稼働している OS のバージョンを出力して、メモ帳を起動します。 これらのサンプル コマンドは AutoShell との対話なしで実行されます。 以下のコマンドの最初のコマンドでは、Autoshell の組み込みコマンドの dir ではなく、オペレーティング システムの dir コマンドが使用されます。 AutoShell は、メモ帳アプリケーションが終了するまで待機します。
! dir ! ver ! notepad
アンパサンド & を使用してコマンドを連結し、単一の子プロセスで実行します。
! dir >t.txt & type t.txt
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