run-local funclet は、現在の AutoShell セッションで、文字列またはローカル マシン上のディスク ファイル内に含まれている JavaScript コードを実行し、結果を返します。 関数宣言に含まれていないコードは直接実行されます。 関数宣言は後で関数を実行できるように処理されますが、関数は呼び出しません。 JavaScript ファイルは対話型コマンド プロンプトでパス名を入力するだけで実行できます。一方、スクリプト ファイルから外部スクリプトを実行したり、対話型コマンド プロンプトから呼び出す場合にスクリプト ファイルにパラメータを渡したりするには、run-local を使用することが唯一の方法です。
コマンドの構文は、以下のとおりです。
run-local [script] [-file file] [-with args,...]
戻り値は、指定したスクリプトによって異なります。
(オプション)実行する JavaScript コードが含まれている文字列を指定します。 この funclet は、文字列またはファイルからスクリプトを実行します。 そのため、script 引数と file 引数はどちらかしか指定できません。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式のコードは丸かっこ内に配置して、式が自動的に引用符で囲まれないようにします。
デフォルト: ""
(オプション)実行するスクリプト ファイルを絶対パスまたは相対パスで指定します。 この funclet は、文字列またはファイルからスクリプトを実行します。 そのため、script 引数と file 引数はどちらかしか指定できません。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式のコードは丸かっこ内に配置して、式が自動的に引用符で囲まれないようにします。
デフォルト: ""
スクリプトに渡す実際の引数をカンマ区切りのリストで指定します。 スクリプト コードでは、標準的な JavaScript 引数配列を使用してこれらの引数にアクセスできます。
例
単純な式を評価します。
run-local 1+2
引数を渡し、メモリで式を評価します。
run-local "arguments[0]*arguments[0]" -with 2
スクリプト ファイルを書き込み、実行します。
s = "var i;"
s +="for(i=0;i<arguments.length;i++)"
s +="qout(arguments[i]);"
s +="true;"
memoWrit("script.js", s);
run-local -file script.js -with 1, "abc", new Date()
注: スクリプト コードが関数定義内に含まれていない場合、スクリプト コードは単に直接実行されます。 スクリプトは return ステートメントを使用して結果(この場合は true)を返していませんが、最後に実行される式で指定しています。
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