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dpmzone-setpoolscheduler コマンド -- プール スケジューラの設定(Funclet)

dpmzone-setpoolscheduler コマンドは、リソース プールに使用するスケジューラのタイプを設定します。 リソース プールには、フェア シェア スケジューラ(FSS)とタイム共有スケジューラ(TS)の 2 つのスケジューラ タイプがあります。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmzone-setpoolscheduler
-host hostname
-pool_name poolname
-sched_type sched
-host hostname

Solaris ゾーン サーバを指定します。 このパラメータは、大文字と小文字を区別します。

-pool_name poolname

パーティション分割可能な、関連付けられているリソース グループを指定します。

-sched_type shed

共有に基づいた CPU 時間の割り当てに使用する、スケジューラのタイプを指定します。 共有されるのは、プロジェクトに割り当てられたシステム CPU リソースの一部です。 オプションは、以下のとおりです。

ts

すべてのプロセスに適正に CPU リソースを割り当て、特定のプロセスに CPU リソースを集中させないタイム共有スケジューラを指定します。 ts は Solaris オペレーティング環境のデフォルト スケジューラです。

fss

共有に基づいて CPU 時間を割り当てることができる、フェア シェア スケジューラを指定します。

リソース プールのスケジューリングにフェア シェア スケジューラを使用するように設定します。

dpmzone-setpoolscheduler
-host SolarisServer
-pool_name test_pool
-sched_type FSS

リソース プールのスケジューリングにタイム共有スケジューラを使用するように設定します。

dpmzone-setpoolscheduler
-host SolarisServer
-pool_name test_pool
-sched_type TS