dpmvc-distributedswitch コマンドでは、分散仮想スイッチを管理できます。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmvc-distributedswitch {-vds_add | -vds_update}
-vc_server vcservername
-datacenter_name datacentername
-vds_folder vdsfolder
-switch_name switchname
[-hostnics hostname1:nic1,nic2,...nicn [;hostname2:nic2,...nicn >]*]
[-uplink_port_names uplink1[,uplink2,...,uplinkn]]
[-maxports maxports]
dpmvc-distributedswitch -vds_remove -vc_server vcservername -switch_name switchname
dpmvc-distributedswitch -add_portgroup -vc_server vcservername -switch_name switchname -portgroup_name portgroupname [-bindtype earlyBinding | ephemeral | lateBinding] [-vlan vlanID] [-numports numberofports]
dpmvc-distributedswitch -update_portgroup -vc_server vcservername -portgroup_name portgroupname [-portgroup_newname portgroupnewname] [-bindtype earlyBinding | ephemeral | lateBinding] [-vlan vlanID] [-numports numberofports]
dpmvc-distributedswitch -remove_portgroup -vc_server vcservername -portgroup_name portgroupname
dpmvc-distributedswitch -rename_portgroup -vc_server vcservername -portgroup_name portgroupname -portgroup_newname portgroupnewname
複数の vCenter Server がある場合にアクセスする vCenter Server を指定します。 単一の vCenter Server 環境の場合はオプションです。
分散仮想スイッチが属しているデータ センターを指定します。
CA Server Automation エクスプローラ ペイン内の分散仮想スイッチのフォルダを指定します。
操作を実行するスイッチ名を指定します。
（オプション） ESX ホスト メンバに関連付けられている NIC のリストを指定します。
（オプション）使用するアップリンク ポート名をカンマ区切りのリストで指定します。
（オプション）スイッチのポートの最大数を指定します。 この数は、スイッチの全ポート グループのポート数（numports）の合計が上限となります。
（オプション）ポート グループのバインド タイプを指定します。 有効な値は以下のとおりです。
VM がポートグループにバインドする際にポートを割り当てます。 このバインディング タイプは、接続性の常時確保に有効ですが、ポートが永続的に予約されます。 デフォルトはこのバインディング タイプです。
VM の電源がオンで NIC の状態が接続済みの場合、VM にポートを割り当てます。 このバインディング タイプは、VM の電源がオフになるか、NIC が切断されると、ポートを割り当て直します。 LateBinding は vCenter で設定できます。
VM の電源がオンで NIC の状態が接続済みの場合、VM にポートを割り当てます。 このバインディング タイプは、VM の電源がオフになるか、NIC が切断されると、ポートを割り当て直します。 ephemeral バインディングは、ESX ホストと vCenter で設定できます。
（オプション）ポート グループのポートの数を指定します。
ポート グループ名を指定します。
新しいポート グループ名を指定します。
（オプション）仮想ポート グループの操作に使用する整数値（VLAN ID）を指定します。
例： 分散仮想スイッチを新規作成する
以下の例は、分散仮想スイッチを新規作成します。
dpmvc-distributedswitch -vds_add -vc_server vc5master -datacenter_name dc3 -vds_folder vds -switch_name vdswitch1
例： 既存の分散仮想スイッチを更新する
以下の例は、分散仮想スイッチを更新します。 MYSERVER1 の NIC を指定し、分散仮想スイッチから MYSERVER2 を削除します。 分散仮想スイッチからホストを削除する場合は、NIC を割り当てずにサーバ名指定します（MYSERVER2: のように、サーバ名の後にコロンを付けます）。
dpmvc-distributedswitch -vds_update -vc_server VAS-VC5 -datacenter_name VC5 -switch_name vdistSwitch -hostnics MYSERVER1:nxmgt2,tmp2;MYSERVER2:
このコマンドは、以下のように vdistSwitch を更新します。
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