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dpmvc virtualswitch コマンド -- 仮想スイッチの管理

dpmvc virtualswitch コマンドを使用して、仮想スイッチを管理できます。

• 新しい仮想スイッチの作成
• 仮想スイッチのプロパティの更新
• 仮想スイッチの削除
• 仮想スイッチの新しいポート グループの作成
• 仮想スイッチのポート グループ プロパティの更新
• 仮想スイッチからのポート グループの削除
• 仮想スイッチのポート グループの名前変更

注： この操作は非同期で実行されず、結果はただちに返されます。 ただし、PMM はこの操作をタスク化された操作として扱います。 そのため、応答にはタスク ID が含まれますが、それは常に空の文字列（""）です。

コマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmvc virtualswitch {-vs_add | -vs_update}
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-switch_name switchname
-nic_names nicname1[,nicname2, ...]
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

dpmvc virtualswitch -vs_remove
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-switch_name switchname
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

dpmvc virtualswitch -add_portgroup
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-switch_name switchname
-portgroup_name portgroupname
[-vlan vlanID]
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

dpmvc virtualswitch -update_portgroup
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-switch_name switchname
-portgroup_name portgroupname
[-portgroup_newname portgroupnewname]
[-vlan vlanID]
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

dpmvc virtualswitch -remove_portgroup
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-portgroup_name portgroupname
[-vlan vlanID]
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

dpmvc virtualswitch -rename_portgroup
-vc_server vcservername
-esx_host_name esxhostname 
-switch_name switchname
-portgroup_name portgroupname
-portgroup_newname portgroupnewname
[-sc sc_url] 
[-wait [timeout]] 
[-pre] 
[-post] 
[-locale iso639value]

-vc_server vcservername

複数の vCenter Server がある場合にアクセスする vCenter Server を指定します。 単一の vCenter Server 環境の場合はオプションです。

-esx_host_name esxhostname

VM をホストする ESX サーバの名前を指定します。

-switch_name switchname

操作を実行するスイッチの名前を指定します。

-nic_names nicname1 [,nicname2, ...]

物理 NIC のリストをカンマで区切って指定します。 複数の NIC を指定する場合は、二重引用符を使用して引数をエスケープします（例： "sc1,nfs1,mnic1,mnic2"）。

-portgroup_name portgroupname

ポート グループ名を指定します。

-portgroup_newname portgroupnewname

新しいポート グループ名を指定します。

-vlan vlanID

（オプション）仮想ポート グループの操作に使用する整数値（VLAN ID）を指定します。

-sc sc_url

（オプション）サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例： https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例： localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例： 80

-wait timeout

（オプション）ジョブ ステータスを表示し、操作が完了、失敗、またはタイムアウト（timeout の値を指定している場合）するまで待機するかどうかを指定します。 このオプションを指定しない場合、CLI は完了を待たずに戻ります。 応答がない場合、オプションの timeout の値（分）がタイムアウトするまでの時間となります。 timeout の値を指定せずに wait オプションを入力すると、CLI は caimgconf.cfg ファイルのデフォルト待機時間の 120 分を使用します。 任意の正の整数のほかに、timeout には以下の値も使用できます。

""

タイムアウト値はありません。

0

完了するまで待機します。

-pre

（オプション）操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。

-post

（オプション）操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。

-locale iso639value

（オプション）デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ（たとえばフランス語の場合は fr_FR）で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。

例

この例では、新しい仮想スイッチを作成します。

dpmvc virtualswitch -vs_add -vc_server vc5master -esx_host_name esx5 
-switch_name switch1 -nic_names "sc1,nfs1,mnic1,mnic2"