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dpmvc setmemory コマンド -- VM のメモリ サイズの設定

dpmvc setmemory コマンドは、VM のメモリ サイズを設定します。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmvc setmemory
[-datacenter_name datacentername]
-vm_name vmname
-vc_server vcservername
-set_memory number
[-sc sc_url]
[-wait timeout]
[-pre]
[-post]
[-locale iso639value]
-datacenter_name datacentername

VM が存在するデータ センターを指定します。

-vm_name vmname

VM を指定します。

-vc_server vcservername

複数の vCenter Server がある場合にアクセスする vCenter Server を指定します。 単一の vCenter Server 環境の場合はオプションです。

-set_memory number

(オプション)クローン作成する VM のメモリの量をメガバイト(MB)で定義します。 この値は、テンプレートで指定された値よりも優先されます。

-sc sc_url

(オプション)サービス コントローラ ホスト用の URL を定義します。

例: https://hostname:port/...

hostname

サービス コントローラがインストールされている完全修飾ホスト名を定義します。

例: localhost.ca.com

port

サービス コントローラ ホスト用のリスニング ポートを定義します。

例: 80

-wait timeout

(オプション)ジョブ ステータスを表示し、操作が完了、失敗、またはタイムアウト(timeout の値を指定している場合)するまで待機するかどうかを指定します。 このオプションを指定しない場合、CLI は完了を待たずに戻ります。 応答がない場合、オプションの timeout の値(分)がタイムアウトするまでの時間となります。 timeout の値を指定せずに wait オプションを入力すると、CLI は caimgconf.cfg ファイルのデフォルト待機時間の 120 分を使用します。 任意の正の整数のほかに、timeout には以下の値も使用できます。

""

タイムアウト値はありません。

0

完了するまで待機します。

-pre

(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。

-post

(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。

-locale iso639value

(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえばフランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は「native」を指定します。

例: VM のメモリ サイズを設定する

以下の例は、VM myvm のメモリ サイズを 4 GB に設定します。

dpmvc setmemory -vm_name myvm -vc_server myvcserver -set_memory 4000