概要

以下のリストに、SRM の機能上の特性に関する概要を示します。

状態管理

SRM は SystemEDGE の状態オブジェクトモデルを完全にサポートします。設定ファイル内の関連付けられたメトリックのしきい値と重大度は設定することができます。

ファイルベースの設定、ポリシー設定

SRM の設定は、CA Server Automation の［ポリシー設定］を通して行うことができます。［ポリシー設定］はファイルベースであり、以下のウォームスタート機能を提供します。

新しい SRM 制御ファイルが配信されるとき、SystemEDGE によってトリガされるウォームスタートをサポートします。
新しい設定ファイルが配信されるとき、SRM は実行を中断し、それ自身を即時に再設定することができます。
注：ポリシー設定の実行方法の詳細については、CA Server Automation のオンラインヘルプを参照してください。

リモート展開

SRM の実行に必要なすべてのコンポーネントは（SRM AIM、Advanced Encryption、SystemEDGE）、CA Server Automation マネージャからリモートで展開およびインストールできます。付録「インストール」も参照してください。

レガシーとの互換性

SRM は、SRM バージョン 2.0 または 2.1 リリースによって収集されるすべてのデータメトリックを受け入れ、収集します。 SRM はバージョン 2.x の設定ファイルを使用できます。このガイドの付録「インストール」も参照してください。

ログファイルのカスタマイズ

SRM では、ログファイルの名前、サイズ、および数を設定できます。

名前付きのテスト

SRM は、識別用のテスト名が設定されたテストをサポートします。

パフォーマンスの最適化

パフォーマンスメトリックは、SRM AIM の機能性に関するリアルタイムのパフォーマンス情報を提供します。 SRM AIM のヘルスをモニタするときは、手動で行うか、SystemEDGE を使用します。 SRM からの最適なレスポンスを取得するため、設定情報を調整することができます。

1 回の実行

SRM では、ポーリング間隔スケジューラを使わずに、要求があった場合にのみテストを実行することができます。

SNMP-based 設定

SRM は、そのテスト内で IPv6 および SNMPv3 をサポートします。