SystemEDGE エージェントには、システム管理 MIB を拡張してシステムとアプリケーションに関する情報を含めるためのメカニズムが用意されています。 この機能を使用すると、エージェントを拡張してシステム環境をより効率的に管理できます。 アプリケーション固有の MIB 変数を設計することで、アプリケーション ソース内で SNMP サポートを実装せずに SNMP を使用してアプリケーションを管理することもできます。
SystemEDGE エージェントでは、システム管理 MIB の拡張グループ(extensionGroup)によってこの拡張がサポートされます。 このグループには、設定可能な未指定のスカラ MIB 変数が含まれています。 これらの変数のいずれかの SNMP GetRequest に応じて、SystemEDGE エージェントは、変数に指定したコマンドを呼び出し、コマンドが返す値を返します。 SNMP Set 操作を使用すると、パラメータをコマンドへ渡すこともできます。
拡張グループは、UNIX および Windows システムでサポートされます。 Windows では、Windows レジストリで利用可能なパフォーマンスおよび設定データを報告するようにエージェントを設定することもできます。 このレポートをサポートするため、SystemEDGE エージェントには Windows レジストリ拡張グループも用意されています。
注:このグループの詳細については、「Windows レジストリとパフォーマンス MIB オブジェクト」の章を参照してください。
以下の図に、エージェントと共に分散した 4 つのサンプル拡張変数を示します。

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