以下のパフォーマンス メトリックは、SystemEDGE エージェントによってモニタされます。
ある一定の期間にわたってサンプリングされた、アクティブな実メモリの合計(キロバイト)。 サンプリング間隔はシステムによって異なります。 SunOS では、カーネルによってこのパラメータが 5 秒ごとに更新されます。 メモリ内の実行中プロセスによってメモリが実際に使用されているとき、メモリはアクティブと見なされます。 この値は memInUse 以下である必要があります。 値が高い場合は、システムのメモリが十分でない可能性があります。
すべての CPU がアイドル モードで動作した時間の合計(ティック)。 NT ではこの変数をサポートしていません。 この値は 32 ビットのカウンタをラップする場合があります。
サンプル期間中にシステムの CPU がアイドル状態だった時間の割合。
すべての CPU がカーネル モードまたはシステム モードで動作した時間の合計(ティック)。 この値は 32 ビットのカウンタをラップする場合があります。
サンプル期間中にシステムの CPU がカーネルまたはオペレーティング システムを実行していた時間の割合。
すべての CPU がユーザ モードで動作した時間の合計(ティック)。 この値は 32 ビットのカウンタをラップする場合があります。
サンプル期間中にシステムの CPU がユーザ モードで実行していた時間の割合。
過去 15 分間の負荷平均。 負荷平均は、指定された時間範囲における実行キュー内のジョブの平均数を表します。 報告される値は負荷平均を 100 倍したものです。 たとえば、値 50 は負荷平均が 0.50 であることを表しています。
過去 1 分間の負荷平均 負荷平均は、指定された時間範囲における実行キュー内のジョブの平均数を表します。 報告される値は負荷平均を 100 倍したものです。 たとえば、値 50 は負荷平均が 0.50 であることを表しています。
過去 5 分間の負荷平均 負荷平均は、指定された時間範囲における実行キュー内のジョブの平均数を表します。 報告される値は負荷平均を 100 倍したものです。 たとえば、値 50 は負荷平均が 0.50 であることを表しています。
システムで使用中のアクティブなメモリの割合。 このオブジェクトの値は、activeMem(10) を memory(system.3) で割って、パーセンテージに変換することで近似値を求めることができます。 システムは仮想メモリによってさらに高い memCapacity 値で動作できるため、この値だけではシステムの負荷状態を判断できません。 マネージャは swapCapacity もモニタする必要があります。
システムで使用中のメモリの容量。
システムで使用中のメモリの割合。 このオブジェクトの値は、memInUse(9) を memory(system.3) で割って、パーセンテージに変換することで近似値を求めることができます。 システムは仮想メモリによってさらに高い memCapacity 値で動作できるため、この値だけではシステムの負荷状態を判断できません。 マネージャは swapCapacity もモニタする必要があります。
システム全体のオープン ファイル数の合計
カーネルが最後に初期化されてから発生したページ フォールト数の合計。 実行中のプロセスが現在物理メモリ内にない仮想メモリ ページにアクセスしようとすると、ページ フォールトが発生します。 このアクセス試行は結果的にハードウェア ページ フォールトになります。 ページ フォールト率が高い範囲にある場合、システムが過負荷状態であるか、システムのメモリが不足している可能性があります。
カーネルが最後に初期化されてからページ インされたページ数の合計。 ページ インとは、ページのコンテンツが仮想メモリ システムによってセカンダリ ストレージから読み込まれる操作です。 この変化率が高い場合、システムが過負荷状態である可能性があります。
最後のスキャン以降ページ アウトされたページ数の合計。 ページ アウトとは、ページのコンテンツが仮想メモリ システムによってセカンダリ ストレージに書き込まれる操作です。 この変化率が高い場合、システムが過負荷状態である可能性があります。
現在割り当てられていて使用中のプロセス テーブル スロットの数。 古い BSD ベースのシステムでは、システムで一度に実行できるプロセス数合計の上限がこのメトリックによって設定されるため、重要性の高いメトリックです。
カーネルが最後に初期化されてから発生したコンテキスト切り替え数の合計。 コンテキスト切り替えは、あるプロセスが CPU を解放し、他のプロセスが CPU を取得するたびに発生します。 このカウンタは、システム アクティビティのレベルを反映しています。コンテキスト切り替え率が高い場合、システムの負荷が高いことを表しています。
カーネルが最後に初期化されてから発生したシステム コール数の合計。 システム コールは、カーネル モードまたは特権モードで実行する必要のある関数をプロセスがコールしたときに発生します。 これはシステムへの負荷を示しており、多くのユーザによって共有されるサーバまたはコンピュータでは値が高くなる傾向があります。
システムで検出されたゾンビ プロセスの現在の数。 この MIB オブジェクトは、全プロセス数にゾンビの processStateStr を加算することで求められます。 数値が低いほど良好です。 SystemEDGE 4.1 以降でサポートされています。
ある一定の期間にわたってサンプリングされた、スケジューラの実行キューの長さ。 サンプリング間隔はシステムによって異なります。 SunOS では、カーネルによってこのパラメータが 5 秒ごとに更新されます。 システムの負荷平均は runQLen の値から計算されます。負荷平均は特定の間隔における runQLen の平均値として定義されています。
システムで使用中のスワップ合計の割合。 このオブジェクトの値は、swapInUse(13) を totalSwapSpace(29) で割って 100 倍することで求められます。 ポーリング、モニタリング、および履歴サンプリングに役立つように、ここに含まれています。 このオブジェクトは、すべてのスワップ パーティションおよび領域の集計値です。
現在システムで使用されているスワップ領域の量(キロバイト)。 スワップ領域はメモリが不足しているときに使用されます。 通常はプロセス全体がセカンダリ ストレージにスワップ アウトされます。 この値を totalSwap (Concord の kernelConfig グループ内にあります)と比較すると、追加のスワップ領域が必要かどうかを特定するのに役立ちます。
システム スワップ領域の合計(キロバイト)。 スワップは、スワッピングとページングに使用されるセカンダリ ストレージ(主にディスク)上の領域です。 スワッピングとは、メモリが不足しているときにプロセス全体をセカンダリ ストレージに書き込むメモリ管理ポリシーです。 プロセスが開始されると、そのページはすべて仮想メモリ内に確保されます。アクティブに使用されているページのみがディスクまたはスワップから読み込まれます。
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