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monitor ディレクティブ -- セルフ モニタ テーブルへのエントリの追加

monitor ディレクティブを使用すると、sysedge.cf ファイルでセルフ モニタ テーブルにモニタ エントリを直接追加できます。 引数はセルフ モニタ テーブルの列を表します。

以下で説明する構文を使用してエージェント データ ディレクトリ内の sysedge.cf ファイルに行を追加し、ファイルを保存し、エージェントを再起動して変更を適用します。

monitor ディレクティブを使用して、セルフ モニタ テーブルにエントリを以下のように追加します。

(1) monitor oid oid index flags interval stype oper thresh ['descr' ['action' [supIndex]]] 
(2) monitor oid oid index flags interval stype oper thresh ['descr' ['action' ['objClass' 'objInst' 'objAttr' severity]]]
(3) monitor table inst attr index flags interval stype oper thresh ['descr' ['action' [supIndex]]] 
(4) monitor table inst attr index flags interval stype oper thresh ['descr' ['action' ['objClass' 'objInst' 'objAttr' severity]]]
oid

モニタリングする OID を指定します。 ドットで区切った完全な 10 進数値(たとえば、1.3.6.1.2.1.25.1.5.0 など)またはシンボリック MIB 名(たとえば、hrSystemNumUsers.0 など)を使用して、OID を指定できます。 いずれかの方法で、オブジェクト インスタンスを指定する必要があります。オブジェクト インスタンスは、表形式以外の MIB 変数の場合は通常ゼロであるか、MIB テーブルに属する属性の特定のインスタンスに対応します。

例:

table 'instance' attribute

モニタするオブジェクトの tableEntry、インスタンス、およびモニタするオブジェクトの属性名を指定します。 属性にインスタンスがない場合、インスタンス プロパティに対して '' を入力します。

例:

詳細については、「OID の逆ルックアップ」を参照してください。

index

このエントリに使用するモニタ テーブルの行(インデックス)を指定します。 テーブル内の各行は、インデックス番号によって一意に識別されます。 行 1 ~ 10 はエージェントによる内部使用に予約済みです。したがって、インデックス値は 10 より大きく、テーブル全体で一意である必要があります。

flags

16 進法フラグ値(たとえば 0x00000001)を使用して、このエントリの動作に関する追加の指示を指定します。 利用可能なフラグの詳細については、「セルフ モニタ テーブルのフラグ」を参照してください。

interval

モニタを実行する必要がある頻度を秒単位で指定します。 たとえば、値 30 は、このエントリを 30 秒ごとにモニタするようにエージェントに指示します。 最小値は 30 で、30 秒の倍数で指定する必要があります。

stype

エージェントが属性の絶対値(absoluteValue)をサンプリングすべきか、または連続するサンプルの差異(deltaValue)をとるべきかを指定します。 変化のレートを知るためにカウンタ変数をモニタするには、deltaValue を使用します。正確な値を知るためにゲージをモニタするには、absoluteValue を使用します。

oper

現在のエントリ値を提供されたしきい値と比較評価するためのブール演算子を指定します。

演算子として有効な値は、以下のとおりです。

デフォルト: nop

thresh

指定された演算子を使用して、モニタ対象属性の現在値と比較される整数しきい値を指定します。

'descr'

テーブル エントリの任意の説明(0 ~ 512 文字の長さ)を指定します。

'action'

しきい値条件が満たされ、エージェントがしきい値違反トラップ(レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信したときに実行されるコマンド(長さが 0 ~ 2048 文字)を、フル パスおよび任意のパラメータを含めて指定します。 ステートフル セルフ モニタについては、しきい値違反がオブジェクトの状態変更をもたらさない場合、コマンドは実行されません。 文字列が空の場合、エージェントはこのエントリのアクションを実行しません。

注: エージェントがアクションを実行するときのデフォルト設定は変更できます。 詳細については、「エージェントの設定」の章を参照してください。

supIndex

親として機能するテーブル インデックスまたはこのエントリの最も重要なパートナーを指定します。 有効な値は、既存または将来の SystemEDGE モニタ インデックス(正の整数値)です。 デフォルトはゼロ(0)で、デフォルトの動作を示します。

オブジェクト状態モデルの使用(none 以外の重大度を入力)は廃止されており、この機能は無効になっています。

'objClass'

オブジェクト状態管理モデルで使用するために、モニタされる MIB オブジェクトのオブジェクト クラスを定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用してデフォルト値を割り当てます。 クラス名はモニタされたオブジェクト テーブルを指定するために使用できます。 SystemEDGE が指定された名前を持つ既存のテーブルを決定しない場合、SystemEDGE はクラスを作成します。 クラスはモニタリング オブジェクト識別子(SNMP OID)を指定し、集計目的で参照できます。

重要: 新たに作成された参照は、モニタリング エントリが既存の SNMP OID に解決される場合のみ有効です。

'objInst'

状態管理モデルで使用するために、モニタされるオブジェクトのオブジェクト インスタンスを指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objAttr と共に)定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用して、特定の属性値に基づいて表形式オブジェクトのデフォルト値を割り当て、非表形式オブジェクトのデフォルトとして NULL を割り当てます。

'objAttr'

状態管理モデルで使用するためにオブジェクト属性を指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objInst と共に)定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用して、MIB 属性名に対応するデフォルト値を割り当てます。

デフォルト: MIB 属性名

重大度

オブジェクト状態管理モデルに使用する重大度を指定します。 この値は、しきい値違反が発生したときにエントリに割り当てる状態を定義します。 有効な値は以下のとおりです。

none の値はレガシー モニタを作成し、エントリがオブジェクト状態管理モデルから除外されます。

デフォルト: none