履歴サンプリングの例

以下の表に、履歴制御テーブル内のサンプルエントリを示します。

インデックス	Desc	Int	ObjID	Type	Bckts- Req	Bckts- Grant	Last- Call	Create- Time	Status
1	1 分 CPU Load Avg.	60	loadAverage1Min.0	2	5	5	0d 6:30:00	0d 0:0:0	active
2	Memory In Use	30	memInUse.0	2	10	10	0d 6:30:30	0d 0:0:0	active
3	Swap Capacity	900	swapCapacity.0	2	48	48	0d 6:30:00	0d 2:00:00	active

履歴制御テーブルは、行を追加および削除するために、SNMPv2 Structure of Management Information（SMI）の RowStatus テキスト表記法を使用します。

このテーブルでは、行は以下のように定義されます。

制御行 1 により、エージェントは 1 分ごとに 1 分間の負荷平均をポーリングし、直前 5 つのサンプル（5 分間）を格納します。
制御行 2 により、エージェントは 30 秒ごとに memoryInUse MIB 変数をポーリングし、直前 10 のサンプル（5 分間）を格納します。
制御行 3 により、エージェントは 15 分ごとに swapCapacity 変数（使用中のスワップの割合）をポーリングし、直前 48 のサンプルを格納します。 48 のサンプルを格納することで、管理システムは 12 時間に一度だけこれらのサンプルをアップロードすればよいことになります（すなわち、15 分間隔で 48 のサンプルのため、12 時間分になります）。

以下の表に、サンプル履歴制御テーブル内で定義されたサンプリング設定の結果履歴テーブル内に格納された履歴サンプルについて説明します。

Index	SampleIndex	StartTime	サンプル時刻	Value
1	387	0d 0:0:0	0d 6:26:00	2
1	388	0d 0:0:0	0d 6:27:00	0
1	389	0d 0:0:0	0d 6:28:00	1
1	390	0d 0:0:0	0d 6:29:00	2
1	391	0d 0:0:0	0d 6:30:00	2
2	772	0d 0:0:0	0d 6:26:00	32204
2	773	0d 0:0:0	0d 6:26:30	32213
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2	781	0d 0:0:0	0d 6:30:30	32224
3	1	0d 2:0:0	0d 2:00:00	70
3	2	0d 2:0:0	0d 2:15:00	64
3	3	0d 2:0:0	0d 2:30:00	66
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3	19	0d 2:0:0	0d 6:30:00	80

履歴制御テーブルの使用の詳細については、「履歴の収集」の章を参照してください。