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セルフ モニタリング用の edgemon コマンド

edgemon コマンドおよび関連する引数は以下のとおりです。

oid objectOID index flags interval sampleType oper value "descr" "action" [supersededBy | objClass objInst objAttr severity]
filesystem|interface|cpu|disk name variable-name index flags interval sampleType oper value "descr" "action" [supersededBy | objClass objInst objAttr severity]
setstatus index status
delete index
list

| によって区切られた引数のリストは、左側のリストまたは右側のリストを使用できることを意味します。

objectOID

モニタリングする OID を指定します。 OID は、完全なドット付き 10 進数値(たとえば 1.3.6.1.2.1.25.1.5.0)またはシンボリック MIB 名(たとえば hrSystemNumUsers.0)を使用して指定できます。 いずれかの方法で、オブジェクト インスタンスを指定する必要があります。オブジェクト インスタンスは、表形式以外の MIB 変数の場合は通常ゼロであり、MIB テーブルに属する属性の特定のインスタンスに対応します。

例:

index

このエントリに使用するモニタ テーブルの行(インデックス)を指定します。 テーブル内の各行は、インデックス番号によって一意に識別されます。 行 1 ~ 10 はエージェントによる内部使用に予約済みです。したがって、インデックス値は 10 より大きく、テーブル全体で一意である必要があります。

flags

16 進法フラグ値(たとえば 0x00000001)を使用して、このエントリの動作に関する追加の指示を指定します。 利用可能なフラグの詳細については、「セルフ モニタ テーブルのフラグ」を参照してください。

interval

モニタを実行する必要がある頻度を秒単位で指定します。 たとえば、値 30 は、このエントリを 30 秒ごとにモニタするようにエージェントに指示します。 最小値は 30 で、30 秒の倍数で指定する必要があります。

sampleType

絶対値またはデルタのいずれかのサンプル タイプを指定します。 この値は、エージェントがオブジェクトの絶対値をサンプリングするか、連続するサンプル間の差異を取得するかを示します。

oper

現在のエントリ値を指定されたしきい値と突き合わせて評価するためのブール演算子を指定します。

演算子の有効な値は以下のとおりです。

デフォルト: nop

モニタされる属性の現在値が指定された演算子を使用して比較される整数しきい値を指定します。

"descr"

テーブル エントリの任意の説明(長さが 0 ~ 512 文字)を指定します。

"action"

しきい値条件が満たされ、エージェントがしきい値違反トラップ(レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信したときに実行されるコマンド(長さが 0 ~ 2048 文字)を、フル パスおよび任意のパラメータを含めて指定します。 ステートフル セルフ モニタについては、しきい値違反がオブジェクトの状態変更をもたらさない場合、コマンドは実行されません。 文字列が空の場合、エージェントはこのエントリに対してアクションを実行しません。

注: エージェントがアクションを実行するときのデフォルト設定は変更できます。 詳細については、「エージェントの設定」の章を参照してください。

supersededBy

親として機能するテーブル インデックスまたはこのエントリの最も重要なパートナーを指定します。 有効な値は、既存または将来の SystemEDGE モニタ インデックス(正の整数値)です。 デフォルトはゼロ(0)で、デフォルトの動作を示します。

オブジェクト状態モデルの使用(none 以外の重大度を入力)は廃止されており、この機能は無効になっています。

objClass

状態管理モデルで使用するために、モニタされるオブジェクトのオブジェクト クラスを指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objInst および objAttr と共に)定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用してデフォルト値を割り当てます。

デフォルト: MIB グループまたはテーブル名(「sysedge.oid」を参照)

objInst

状態管理モデルで使用するために、モニタされるオブジェクトのオブジェクト インスタンスを指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objAttr と共に)定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用して、特定の属性値に基づいて表形式オブジェクトのデフォルト値を割り当て、非表形式オブジェクトのデフォルトとして NULL を割り当てます。

objAttr

状態管理モデルで使用するためにオブジェクト属性を指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objInst と共に)定義します。 エージェントは、sysedge.oid ファイルを使用して、MIB 属性名に対応するデフォルト値を割り当てます。

デフォルト: MIB 属性名

severity

オブジェクト状態管理モデルに使用する重大度を指定します。 この値は、しきい値違反が発生したときにエントリに割り当てる状態を定義します。 有効な値は以下のとおりです。

none の値はレガシー モニタを作成し、エントリがオブジェクト状態管理モデルから除外されます。

デフォルト: なし

name

入力したコマンドのタイプ(ilesystem、interface、cpu、または disk)に応じて、ファイル システム、ネットワーク インターフェース、CPU、またはモニタするディスクの名前を指定します。 たとえば、ファイルシステムの場合は C: です。

variable-name

入力したコマンド(filesystem、interface、cpu、または disk)に対応する、モニタする Systems Management Empire MIB テーブルの変数を指定します。 たとえば、variable-name として devCapacity を指定することにより、ファイル システムの容量をモニタできます。

status

エントリのステータスを定義します。エントリのステータスは以下のいずれかになります。