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CA Network Automation サーバの設定

CA Server Automation から Network Automation スクリプトを実行するには、CA Server Automation と共に使用する CA Network Automation サーバを 1 つ設定します。

次の手順に従ってください:

  1. CA Server Automation ユーザ インターフェースを開きます。
  2. [管理]モードで、[管理]-[設定]をクリックします。
  3. [ネットワーク/ストレージ]セクションで[Network Automation サーバ]をクリックします。
  4. [+](追加)をクリックし、以下の情報を入力します。
    サーバ名

    CA Network Automation サーバの名前または IP アドレスを指定します。

    ユーザ名

    CA Network Automation サーバのユーザ名を指定します。

    パスワード

    CA Network Automation サーバ ユーザのパスワードを指定します。

    プロトコル

    CA Network Automation サーバにアクセスするために使用するプロトコルを指定します。

    デフォルト: HTTP

    ポート

    CA Network Automation サーバによって使用されるポート番号を指定します。

  5. [OK]をクリックします。

    CA Network Automation サーバが設定されます。

ストレージ プロビジョニング機能

システム管理者は、CA Server Automation 内のストレージを仮想サーバおよび物理サーバにプロビジョニングできます。 時間を節約するために、拡張ストレージ ポリシーを作成し、それらを管理対象サーバに関連付けることができます。 サーバにより多くのスペースが必要な場合は、別のストレージ ポリシーを選択できます。

ストレージ プロビジョニングは予約マネージャでサポートされています。 また、CA Process Automation コネクタを使用してストレージ プロビジョニングを自動化することもできます。

以下の表は、サポートされるストレージ ベンダー、プロトコル、サーバ、および機能を示しています。

ストレージ サーバ

サポートされるプロトコルおよびサーバ

ユーザ インターフェースでサポートされるプロビジョニング メソッド

NetApp OnCommand

  • SAN ベースの iSCSI - VMware vCenter ESX、AIX LPAR 仮想 I/O、物理および仮想サーバ(Windows、AIX、Linux、HPUX、Solaris)
  • SAN ベースの FCP - VMware vCenter ESX、Cisco UCS、物理および仮想サーバ(Linux)
  • NAS ベースの CIFS - 物理および仮想サーバ
  • NAS ベースの NFS - 物理、仮想、および VMware vCenter ESX
  • 強化されたストレージ ポリシー
  • ストレージ サービス(NetApp Provisioning Manager)
  • プロビジョニング ポリシー(NetApp Provisioning Manager)

EMC SMI-S

  • SAN ベースの iSCSI - VMware vCenter ESX、AIX LPAR 仮想 I/O、物理および仮想サーバ(Windows、AIX、Linux、HPUX、Solaris)
  • SAN ベースの FCP - VMware vCenter ESX、Cisco UCS、物理および仮想(Linux)
  • EMC SMI-S
  • 強化されたストレージ ポリシー

その他のストレージ タスク(検出、サイズ変更、移動、プロビジョニングの解除)には、cadpmspm CLI を使用します。

: EMC SMI-S は、移動オプションをサポートしていません。

ストレージの前提条件

ストレージを設定する前に、以下の前提条件を確認します。

ストレージを設定する方法

CA Server Automation 用のストレージを設定するには、以下の手順に従います。

  1. ストレージ サーバを設定します。
    NetApp OnCommand
    1. データ センターが NetApp Operations Manager、Provisioning Manager、および Protection Manager が含まれた NetApp Storage Systems を使用していることを確認します。
    2. NetApp Provisioning Manager を使用して、ストレージ サービス カタログを作成します。
    EMC SMI-S

    SMI-S サーバ上に EMC ストレージ システムが設定されていることを確認します。

  2. 該当する場合は、IBM AIX LPAR iSCSI デバイスを設定します。
    1. 仮想 I/O サーバにアクセスします。

      : chdev -dev iSCSIAdapterDeviceName -attr initiator_name=UNIQUE-ID

    2. ID が一意であることを確認します(RFC 3270)。

      : iqn.2011-06.com.domain:storage:myMachine.0xa1afc0f.800010EBCD900004.

    3. 仮想 I/O サーバに、ssh を使用したログイン アクセス権が割り当てられていることを確認します。
  3. 該当する場合は、AIX (物理および仮想) iSCSI デバイスを設定します。

    EMC ストレージ アレイに接続するときに(EMC サイトからダウンロードされた)特定の iSCSI ODM ファイルセットをインストールします。

  4. 該当する場合は、VMware vCenter ESX iSCSI デバイスを設定します。
    1. iSCSI アダプタを設定します。

      [vSphere Client Configuration]タブで、[Hardware]パネルの[Storage Adapters]をクリックします。

    2. ファイバ チャネル HBA の場合は、デフォルト値を使用します。
    3. ネットワーク上のストレージ リソースが使用可能になるように、iSCSI イニシエータのディスカバリ アドレスを設定します。
  5. 該当する場合は、Windows (物理) iSCSI デバイスを設定します。
    1. iSCSI ストレージを接続するには、リモート Windows ホストに Microsoft iSCSI イニシエータをインストールします。

      Windows 2003 の場合、Microsoft の Web サイトの [ダウンロード]から iSCSI ニシエータをダウンロードできます。

    2. CA Server Automation がインストールされているサーバ上に、新しいストレージをプロビジョニングして接続するために、完全修飾ドメイン名の 1 次 DNS サフィックスを設定します。
  6. 該当する場合は、NFS デバイスを設定します。
    Windows (物理または仮想)
    1. NFS ストレージを接続するには、リモート Windows ホストに NFS クライアントをインストールします。
    2. Windows 2008 の場合、多くの場合 NFS クライアントがすでにインストールされています。[コントロール パネル]-[サーバー マネージャ]-[役割]-[ファイル サービス]-[役割サービスの追加]-[NFS (Network File System) 用サービス]の順に移動して、インストールされていることを確認します。
  7. 該当する場合は、CIFS デバイスを設定します。
    Windows (物理または仮想)

    CIFS 接続については、ストレージがすでにマッピングされている場合に、同じ CIFS 認証情報で同じストレージに接続するとエラーが発生します。

    AIX、Linux、HPUX、Solaris (物理または仮想)

    UNIX プラットフォーム上の CIFS 接続については、CIFS クライアント パッケージを有効にします(またはインストールして設定します)。

  8. ユーザ インターフェースにストレージ サーバを追加します。
    1. ユーザ インターフェースで、[管理]タブ、[設定]タブをクリックします。
    2. 左パネルで、[ストレージ]-[ストレージ プロバイダ]に移動し、[+](追加)をクリックします。
    3. サーバ情報を入力します。

      : このダイアログ ボックス上の認証情報は、ストレージ サーバが存在するかどうかを確認するためにのみ使用されます。 このユーザには、ストレージ システム上でストレージをスケジュールしてプロビジョニングする権限が必要です(NetApp Power Users および管理者にはこれらの権限があります)。 (CA Server Automation ログイン認証情報は、ストレージ プロビジョニングの際にストレージ サーバに接続するために使用されます。)

    4. [検証]をクリックして接続を確認します。
  9. ストレージ サーバの既存の認証情報と一致する CA Server Automation の認証情報を定義します。
  10. (オプション) CA Process Automation コネクタをストレージ管理に使用している場合は、前提条件について CA Process Automation のドキュメントを確認してください。