対話式ウィザードを使用して、UNIX および Linux に手動で SystemEDGE エージェントをインストールできます。
注:
次の手順に従ってください:
sh ca-setup.sh
インストーラの[はじめに]ページが表示されます。
[使用許諾契約書]ページが表示されます。
[インストール タイプ]ページが表示されます。
注: 以下の手順では、カスタム インストールについて説明します。 [標準]を選択した場合は、[次へ]をクリックすると[設定の確認]ページが表示されます。
[デスティネーション場所]ダイアログ ボックスが表示されます。
エージェントをインストールする場所を指定します。 デフォルトでは、インストール ディレクトリは /opt/CA/SystemEDGE であり、ランタイム プログラム データは config サブディレクトリに保存されます。 その他のパラメータを指定するには、[詳細]をクリックします。
注: 旧バージョンのエージェントがすでにインストールされているシステムにエージェントをインストールする場合は、インストーラが既存のエージェントのインストール ディレクトリを自動的に選択します。
[詳細]ダイアログ ボックスを省略すると、[構成マネージャ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
プログラム バイナリおよびドキュメント用のディレクトリを指定します。
ランタイム プログラム データ用のディレクトリを指定します。
CA 共有コンポーネント用のディレクトリを指定します。 いずれかの CA ソフトウェアによって設定されると、このディレクトリは変更できません。また、ユーザ インターフェース内の対応するフィールドは無効になります。
[構成マネージャ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
このエージェントを管理する構成マネージャのホスト名を指定します。 CA Server Automation が実行されるシステムからこのエージェントを設定できるようにするために、このパラメータの値を入力します。 アスタリスク(*)を入力すると、エージェント システムを最初に検出したマネージャが、このパラメータに設定されます。
エージェントが使用するポリシー ファイル(CA Server Automation マネージャによって管理されるファイル)の名前を指定します。 このパラメータの値を入力して、マネージャからの既存の設定ファイルに従って SystemEDGE を設定します。
インストーラがシステム上で実行されているネイティブ SNMP エージェントを検出すると、[ネイティブ SNMP エージェント オプション]ダイアログ ボックスが表示されます。
ネイティブ SNMP エージェントから継承されるデフォルトの設定を使用するかどうかを指定します。 ネイティブ SNMP エージェントとは異なるコミュニティ文字列およびトラップ先を使用する場合は、このチェック ボックスをオフにしておきます。
ネイティブ SNMP エージェントを停止して無効にするかどうかを指定します。 ネイティブ SNMP エージェントを有効にしておく場合は、別のポート上で SystemEDGE を実行します。
SystemEDGE エージェントを実行するポートを指定します。 他のアプリケーションが使用していないポートを指定してください。他のアプリケーションがこのポートを使用していると、インストールは失敗します。 ネイティブ SNMP エージェントがすでにデフォルト ポートを使用している場合は、たとえば 1691 や 6665 など、別のポートを指定します。
デフォルト: 161
[SNMP システム情報]ダイアログ ボックスが表示されます。
システムに関する情報(システム名など)を指定します。この情報は、sysDescr MIB-II オブジェクトに入力されます。
システムの場所を指定します。この値は、sysLocation MIB-II オブジェクトに入力されます。
システム担当者の情報を指定します。この情報は、sysContact MIB-II オブジェクトに入力されます。
[SNMP コミュニティ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
SNMP 読み取り専用コミュニティ文字列を指定します。
デフォルト: public
SNMP 読み取り/書き込みコミュニティ文字列を指定します。
[詳細]ダイアログ ボックスを省略すると、[SNMP トラップ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
SNMP 読み取り専用コミュニティ文字列を指定します。 個々のコミュニティをセミコロンで区切ることによって、複数のコミュニティを指定できます(たとえば、public1;public2)。 また、アクセスを制限するために、各コミュニティに対して IP アドレスのリストを含めることができます(たとえば、public 1.2.3.4)。
デフォルト: public
SNMP 読み取り/書き込みコミュニティ文字列を指定します。 個々のコミュニティをセミコロンで区切ることによって、複数のコミュニティを指定できます(たとえば、rwcomm1;rwcomm2)。 また、アクセスを制限するために、各コミュニティに対してスペースで区切られた IP アドレスのリストを含めることができます(たとえば、rwcomm1 1.2.3.4)。 読み取り/書き込みコミュニティは、いくつかの AIM (たとえば、RM)の正しい操作、およびいくつかのリモート用途(たとえば、モニタの作成)を行うために必要です。
[SNMP トラップ設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
送信されたトラップ メッセージ内のエンコードされた SNMP コミュニティを指定します。
デフォルト: public
トラップ メッセージのデスティネーションを指定します。
デフォルト: [構成マネージャ設定]ダイアログ ボックスで設定される構成マネージャ ホスト名。
トラップ メッセージが送信されるポートを指定します。
デフォルト: 162
[詳細]ダイアログ ボックスをスキップすると、[権限分離ユーザ]ダイアログ ボックスが表示されます。
1 つ以上のトラップ先を指定します。 複数のエントリをセミコロンで区切って指定できます(たとえば、public server1;public server2 1162)。
[権限分離ユーザ]ダイアログ ボックスが表示されます。
SNMP 通信中にエージェントが使用して実行する認証情報のユーザ名を指定します。
このエントリは、別のユーザ アカウントで SNMP 通信を実行するようにエージェントに指示します(UNIX のみ)。 このエージェントはまた、有効なグループとして、このユーザのデフォルト グループを使用します。
デフォルト: エージェントは root アカウントを使用して動作します。
[その他の設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
エージェントがインストールの最後に開始されるかどうかを指定します。
ドキュメントをインストールするかどうかを指定します。
[設定の確認]ページが表示されます。
インストールが終了すると、[インストールが完了しました]ページが表示されます。
インストールは終了です。
症状:
64 ビット版 Linux のリリースに SystemEDGE をインストールすると、インストールが失敗します。
解決方法:
64 ビット版 Linux のリリースに SystemEDGE を実行しインストールするには、必要な 32 ビット ライブラリをインストールします。
yum install glibc.i686
apt-get install ia32-libs
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