watch process ディレクティブを使用すると、sysedge.cf ファイルでプロセス モニタ テーブルにプロセス モニタ エントリを直接追加できます。 引数はプロセス モニタ テーブルの列を表します。
以下に記述する構文を使用してエージェント データ ディレクトリ内の sysedge.cf に行を追加し、ファイルを保存し、変更を有効にするためにエージェントを再起動します。
procAliveなど、利用可能な任意のプロセス属性をモニタするには、この構文を使用します。
プロセスが動作しているかどうかをモニタする属性として procAlive を入力すると、特定の値が無視されます。 表現「hrSWRunStatus=4」に基づいて procAlive 属性モニタをモニタします。 プロセスが実行を停止したか無効になった場合、エージェントは processStop (レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信し、任意の設定アクションを呼び出します。
0x00008000 フラグを使用して Windows サービスをモニタするように指定すると、同じモニタは無視され、エージェントは表現「ntServiceState ?1」に基づいてサービスの procAlive 属性を モニタします。 サービスが実行を停止したか無効になると、エージェントは processStop (レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信し、任意の設定アクションを呼び出します。
watch process ディレクティブを使用して、プロセス モニタ テーブルにエントリを以下のように追加します。
watch process attribute 'regexpr' index flags interval stype oper thresh ['descr' ['action' ['objClass' 'objInst' 'objAttr' severity]]]
指定されたしきい値を SystemEDGE エージェントがモニタするプロセス属性を指定します。 procAlive など、「プロセス属性」のどんなプロセス属性でも指定できます。
モニタするアプリケーションまたはプロセスのプロセス ID を取得しようとするときに使用する正規表現を指定します。 モニタするプロセス名の正規表現を指定してください。
このエントリに使用するモニタ テーブルの行(インデックス)を指定します。 テーブル内の各行は、インデックス番号によって一意に識別されます。 行 1 ~ 10 はエージェントによる内部使用に予約済みです。したがって、インデックス値は 10 より大きく、テーブル全体で一意である必要があります。
16 進法フラグ値(たとえば 0x00000001)を使用して、このエントリの動作に関する追加の指示を指定します。 利用可能なフラグの詳細については、「プロセス モニタ テーブルのフラグ」を参照してください。
モニタを実行する必要がある頻度を秒単位で指定します。 たとえば、値 30 は、このエントリを 30 秒ごとにモニタするようにエージェントに指示します。 最小値は 30 で、30 秒の倍数で指定する必要があります。
エージェントが属性の絶対値(absoluteValue)をサンプリングすべきか、または連続するサンプルの差異(deltaValue)をとるべきかを指定します。 変化のレートを知るためにカウンタ変数をモニタするには、deltaValue を使用します。正確な値を知るためにゲージをモニタするには、absoluteValue を使用します。
注: ユーザが procAlive 属性をモニタしている場合、エージェントはこの値を無視します。
現在のエントリ値を提供されたしきい値と比較評価するためのブール演算子を指定します。
演算子として有効な値は、以下のとおりです。
デフォルト: nop
注: ユーザが procAlive 属性をモニタしている場合、エージェントはこの値を無視します。
指定された演算子を使用して、モニタ対象属性の現在値と比較される整数しきい値を指定します。
注: ユーザが procAlive 属性をモニタしている場合、エージェントはこの値を無視します。
テーブル エントリの任意の説明(0 ~ 512 文字の長さ)を指定します。
しきい値条件が満たされ、エージェントがしきい値違反トラップ(レガシー モニタ)または状態変更トラップ(ステートフル モニタ)を送信したときに実行されるコマンド(長さが 0 ~ 2048 文字)を、フル パスおよび任意のパラメータを含めて指定します。 ステートフル プロセス モニタについては、しきい値違反がオブジェクトの状態変更をもたらさない場合、コマンドは実行されません。 文字列が空の場合、エージェントはこのエントリに対してアクションを実行しません。
注: エージェントがアクションを実行するときのデフォルト設定は変更できます。 詳細については、「エージェントの設定」の章を参照してください。
状態管理モデルで使用するために、モニタされるオブジェクトのオブジェクト クラスを指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objInst および objAttr と共に)定義します。
デフォルト: MIB グループまたはテーブル名(「sysedge.oid」を参照)
状態管理モデルで使用するために、モニタされるオブジェクトのオブジェクト インスタンスを指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objAttr と共に)定義します。 エージェントは、デフォルト値として specified regExpr プロパティの値を使用します。
状態管理モデルで使用するためにオブジェクト属性を指定します。 値が同じすべてのエントリを集計する管理対象オブジェクトを作成するために、このプロパティの値を(objClass および objInst と共に)定義します。
デフォルト: プロセス属性名
オブジェクト状態管理モデルに使用する重大度を指定します。 この値は、しきい値違反が発生したときにエントリに割り当てる状態を定義します。 有効な値は以下のとおりです。
none の値はレガシー モニタを作成し、エントリがオブジェクト状態管理モデルから除外されます。
デフォルト: なし
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