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NT システム パフォーマンス グループ

NT システム パフォーマンス グループの統計を使用すると、システムの Windows オペレーティング システムの健全性およびパフォーマンスを追跡できます。

クラス： ntSystemPerf

システム パフォーマンス グループのパフォーマンス カウンタでは、次の情報を確認できます。

• プロセッサがアイドル スレッドの実行に費やした時間（ntTotalProcessorTime）
• プロセッサがユーザ モードおよび特権モードで費やした時間（ntTotalPrivTime、ntTotalUserTime）
• 修正されたアライメント障害の数（ntAlignFixups）
• コンテキスト切り替え数（ntContextSwitches）
• ディスパッチされた例外の数（ntExceptionDispatches）
• すべてのファイル システム制御要求に使用されたキロバイト数（ntFileCtrlBytes）
• ファイル システム制御要求の数（ntFileCtrlOps）
• 読み取り/書き込みのファイル システム操作の回数（ntFileDataOps）
• ファイル システム読み取り操作のキロバイト数および回数（ntReadKBytes、ntReadOps）
• ファイル システム書き込み操作のキロバイト数および回数（ntWriteKBytes、ntWriteOps）
• 浮動エミュレーションの数（ntFloatEmuls）
• スケジューラの実行キュー内のジョブ数（ntRunQLen）
• システム コール数および割り込み数（ntSystemCalls、ntInterrupts）

たとえば、通常、過負荷状態のシステムには高いレベルのシステム アクティビティがあり、多くのプロセス スレッドが CPU 時間をめぐって競合し、複数のジョブがキューで実行を待機しています。 ntContextSwitches および ntRunQLen の MIB オブジェクトをモニタすることにより、システム アクティビティのレベルを追跡できます。

ntContextSwitches では、発生したコンテキスト切り替え数をカウントします。 コンテキスト切り替えは、あるスレッドが CPU を解放し、別のスレッドが CPU を取得するたびに発生します。 コンテキスト切り替え率が高い場合は、システムの負荷が高いことを示しています。 ntRunQLen は、実行を待機中のスレッドのバックアップがあるかどうかを示します。