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NT キャッシュ パフォーマンス グループ
NT キャッシュ パフォーマンス グループには、システム全体のバッファおよびファイル システム キャッシュの統計が含まれているので、システムのキャッシュ メカニズムの有効性を判断できます。
クラス: ntCachePerf
アプリケーションがデータを要求すると、データはまずキャッシュにマップされ、次にキャッシュからメモリにコピーされます。 その後、アプリケーションによって変更されたデータが、Lazy Writer システム スレッド、またはアプリケーションからのライトスルー要求によってキャッシュからディスクに書き込まれます。
システムのキャッシュ ヒット率が低いなど、キャッシュのパフォーマンスが悪いかどうかを確認するには、このグループの以下のキャッシュ パフォーマンス情報をモニタします。 パフォーマンスに問題があれば、システムにはメモリの増設が必要な場合があります。
- キャッシュ ページの非同期読み取りの数(ntAsyncCopyReads)
- キャッシュへのファイル ページの非同期データ マップの数(ntAsyncDataMaps)
- キャッシュからの非同期 MLD 読み取りの数(ntAsyncFastReads)
- ディスクへのデータ書き込みの準備における非同期読み取りの数(ntAsyncPinReads)
- コピー読み取りの数およびコピー読み取りのヒット数(ntCopyReads、ntCopyReadHits)
- フラッシュされたキャッシュ ページの数およびフラッシュ操作の回数(ntDataFlushPages、ntDataFlushes)
- ディスクを検索せずに解決されたデータ マップの数(ntDataMapHits)
- ページをメイン メモリに固定(pin)したデータ マップの数(ntDataMapPins)
- データ マップの数(ntDataMaps)
- 高速読み取り、高速読み取りの失敗、および高速キャッシュ読み取りミスの数(ntFastReads、ntFastReadNotPossible、ntFastReadResoureMisses)
- 遅延書き込みフラッシュの数およびフラッシュされたページ数(ntLazyWriteFlushes、ntLazyWritePages)。
- MDL キャッシュ読み取りの数および MDL キャッシュ読み取りのヒット数(ntMDLReads、ntMDLReadHits)
- ピン読み取りの数およびピン読み取りのキャッシュ ヒット数(ntPinReads、ntPinReadHits)
- コピー処理を待機している読み取りの数(ntSyncCopyReads)
- ファイル システム データ マップの数(ntSyncDataMaps)
- 同期高速読み取り、MDL 読み取り、およびピン読み取りの数(ntSyncFastReads、ntSyncMDLReads、ntSyncPinReads)