このコマンドはディレクトリを削除します。 指定するディレクトリは空である必要があります。ファイルやサブディレクトリを含むことはできません。 リモート ホストを指定するには、パス名の前にホスト名とその後に 2 個のコロン(::)を指定します。 操作は SFTP によって実行されます。 したがって、リモート システムにクライアント AutoShell がインストールされている必要はありません。SFTP アクセスが可能な SSH サーバがあれば十分です。
コマンドの構文は、以下のとおりです。
rmdir d [-silent] [-user username] [-pass password] [-key key phrase] [-port portnumber]
削除するディレクトリの名前を指定します。 リモート ホストを指定するには、パス名の前にホスト名とその後に 2 個のコロン(::)を指定します。 操作は SFTP によって実行されます。 したがって、リモート システムにクライアント AutoShell がインストールされている必要はありません。SFTP アクセスが可能な SSH サーバがあれば十分です。 set alternate コマンドを使用して、ファイルに出力を書き込むことができます。
(オプション)コマンドは、標準出力への出力を抑制します。
(オプション)リモート ノードへのログインに使用するユーザ名を指定します。 ユーザ名はパスワードまたは公開鍵認証に必要です。 ユーザ名を指定しない場合、AutoShell へのログイン時に入力されたユーザ名が使用されます。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: $$User
(オプション)リモート ノードへのログインに使用するパスワードを指定します。 パスワードを指定しない場合、AutoShell へのログイン時に入力されたパスワードが使用されます。 このコマンドを発行した後に非表示でパスワードを入力するには、引数としてオプションのプロンプトと PW_GET() を指定します。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: $$Pass
(オプション)リモート ノードへのログインに使用する、RSA の秘密鍵が保存されているファイルへの絶対パスまたは相対パスを指定します。 秘密鍵とパスワードが指定された場合、AutoShell はまず公開鍵でログオンしようとします。公開鍵でのログオンに失敗した場合は、パスワードでログオンします。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。 このパラメータは、公開鍵認証を使用して、オンザフライで SSH セッションを作成する場合にのみ必要です。
デフォルト: ""
秘密鍵のパスフレーズを指定します。 キーが暗号化されていない場合、パスフレーズは不要です。 このコマンドを発行した後に非表示でパスワードを入力するには、引数としてオプションのプロンプトと PW_GET() を指定します。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: ""
(オプション)ターゲット システムに接続するポートです。
デフォルト: SSH の標準ポート 22。
例
ディレクトリ c:¥temp を削除します。
rmdir c:/temp
現在の作業ディレクトリのサブディレクトリ temp を削除し、標準出力への出力を抑制します。
rmdir temp -silent
リモート システム ascl1 からディレクトリを削除します。
rmdir ascl1::/home/alice/data
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