これらのコマンド(funclet)は、ローカル システムまたはリモート システムの指定されたディレクトリ内のコンテンツ情報をリスト表示します。 set alternate to コマンドを使用して、ファイルに出力を書き込むことができます。
コマンドの構文は以下のとおりです。
{dir|ls} mask [-silent] [-retval] [-l] [-user username] [-pass password] [-key key phrase] [-port portnumber]
オプションで絶対パスまたは相対パスのディレクトリ指定を含む検索マスクで文字列を定義します。
検索マスクは、DOS のワイルドカード検索と互換性のある、簡略化された正規表現構文を使用します。
他の文字はすべて特殊文字ではありません。それぞれの文字に一致します。
デフォルト: ""
(オプション)アクティブな出力ストリームへの出力を抑制します。
(オプション)戻り値を表す配列を作成します。 配列にはファイルの情報が格納されます。 各要素は、ファイル名を表す文字列で構成されます。 引数 -l を指定すると、各要素は以下の項目を含む配列で構成されます。
(オプション)出力に長いリスト形式を使用します。
(オプション)リモート ノードへのログインに使用するユーザ名を指定します。 ユーザ名はパスワードまたは公開鍵認証に必要です。 ユーザ名を指定しない場合、AutoShell へのログイン時に入力されたユーザ名が使用されます。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: $$User
(オプション)リモート ノードへのログインに使用するパスワードを指定します。 パスワードを指定しない場合、AutoShell へのログイン時に入力されたパスワードが使用されます。 このコマンドを発行した後に非表示でパスワードを入力するには、引数としてオプションのプロンプトと PW_GET() を指定します。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: $$Pass
(オプション)リモート ノードへのログインに使用する、RSA の秘密鍵が保存されているファイルへの絶対パスまたは相対パスを指定します。 秘密鍵とパスワードが指定された場合、AutoShell はまず公開鍵でログオンしようとします。公開鍵でのログオンに失敗した場合は、パスワードでログオンします。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。 このパラメータは、公開鍵認証を使用して、オンザフライで SSH セッションを作成する場合にのみ必要です。
デフォルト: ""
秘密鍵のパスフレーズを指定します。 キーが暗号化されていない場合、パスフレーズは不要です。 このコマンドを発行した後に非表示でパスワードを入力するには、引数としてオプションのプロンプトと PW_GET() を指定します。 引用符で囲まれていない引数トークンは自動的に文字列に変換されます。 式が自動的に引用されないようにするには、式をかっこで囲みます。
デフォルト: ""
(オプション)ターゲット システムに接続するポートです。
デフォルト: SSH の標準ポート 22。
例
現在のディレクトリにあるファイル名を取得します。
dir
ディレクトリ c:¥test にあるファイル名を取得します。
dir c:/test
ディレクトリ c:¥test と c:¥test¥more にあるファイル名を取得し、ファイル test.list のコンテンツとして出力します。
set alternate to test.list dir c:¥test dir c:¥test¥more set alternate to
リモート サーバ ascli1 の c:¥temp にあるディレクトリのコンテンツをリスト表示します。
dir ascli1::c:/temp
後で処理するためにディレクトリ c:/test/more にあるファイル名を配列で取得し、標準出力への出力を抑制します。
set result disp off aRet = dir c:/test/more -silent -retval
後で処理するためにディレクトリ c:/test/more にあるファイルの詳細情報を配列で取得します。
aRet = dir c:/test/more -silent -retval -l
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