createpool コマンドは、Solaris 10 ホスト上でリソース プールを作成します。
このコマンドの形式は、以下のとおりです。
dpmzone createpool
[-sc sc_host]
-host hostname
-pset_name pset
-cpu_min mincpu
-cpu_max maxcpu
-pool_name pool
-sched_type sched
[-pre]
[-post]
[-locale iso639value]
(オプション)サービス コントローラのホスト名を指定します。
Solaris ゾーン サーバを指定します。 このパラメータは、大文字と小文字を区別します。
プロセッサ セットの名前を定義します。 各プロセッサ セット(CPU グループ)には、ゼロ個以上の CPU を含むことができます。
プロセッサ セットの CPU の最小数を定義します。
プロセッサ セットの CPU の最大数を定義します。
ゾーンを関連付けるプールの名前を指定します。
共有に基づいた CPU 時間の割り当てに使用する、スケジューラのタイプを指定します。 共有されるのは、プロジェクトに割り当てられたシステム CPU リソースの一部です。 オプションは、以下のとおりです。
すべてのプロセスに適正に CPU リソースを割り当て、特定のプロセスに CPU リソースを集中させないタイム共有スケジューラを指定します。 ts は Solaris オペレーティング環境のデフォルト スケジューラです。
共有に基づいて CPU 時間を割り当てることができる、フェア シェア スケジューラを指定します。
(オプション)操作を実行した後でイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)操作を実行する前にイベントを生成するかどうかを指定します。
(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえば フランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は "native" を指定します。
例
ホスト SolarisServer2 上でリソース プール POOL1 を作成します。
dpmzone createpool -host SolarisServer2 -pset_name PSET1 -cpu_min 1 -cpu_max 20 -pool_name POOL1 -sched_type FSS
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