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dpmhyperv SetVMDisk コマンド -- ドライブ コントローラにドライブまたはディスクを割り当てる

SetVMDisk コマンドを使用すると、ドライブ コントローラに仮想ドライブまたはディスクを割り当てることができます。

このコマンドの形式は、以下のとおりです。

dpmhyperv SetVMDisk 
[-ws_user username] 
[-ws_password password] 
[-ws_encrypted_password] -hypervHost hostname 
-vm vm_name|-vmguid vm_ID 
-drive {HDD|DVD} -driveType {scsi|ide} 
[-path location] 
-id drive_ID_number 
[-lun logical_unit_num] 
[-pre] 
[-post]
[-locale iso639value]
-ws_user username

(オプション) CA Server Automation のユーザ名を指定します。

-ws_password password

(オプション) CA Server Automation のユーザのパスワードを指定します。

-ws_encrypted_password

(オプション) CA Server Automation パスワードが暗号化されているかどうかを指定します。

-hypervHost hostname

Hyper-V ホストの名前を指定します。

-vm vm_name

VM 名を指定します。

-vmguid vm_ID

VM の一意の GUID を指定します。

-drive {HDD|DVD}

イメージを割り当てるドライブのタイプを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

HDD

ドライブ タイプがハード ドライブであることを示します。

DVD

ドライブ タイプが CD/DVD ドライブであることを示します。

-driveType {scsi|ide}

イメージを割り当てるドライブ コントローラのタイプを指定します。 オプションは、以下のとおりです。

scsi

ドライブ コントローラが SCSI であることを示します。

ide

ドライブ コントローラが IDE であることを示します。 CD/DVD イメージの場合は、コントローラ タイプが IDE である必要があります。

-path location

(オプション)仮想ディスクまたはドライブの場所を定義します。

-id drive_ID_number

ドライブの ID 番号を指定します。 IDE には 0、SCSI ドライブには 0、1、または 2 を指定します。

-lun logical_unit_num

(オプション)SCSI ドライブの LUN(Logical Unit Number、論理ユニット番号)を指定します。 IDE コントローラの場合、LUN は 0 または 1 である必要があります。また、SCSI コントローラの場合、LUN は 0 ~ 63 である必要があります。 番号が指定されない場合、利用可能なチャネルは自動的に割り当てられます。

-pre

(オプション)操作が完了する前にイベントを生成します。

-post

(オプション)操作が完了した後でイベントを生成します。

-locale iso639value

(オプション)デフォルトの英語出力より優先させるロケールを、IS0 639_3166 の組み合わせ(たとえば フランス語の場合は fr_FR)で指定します。コマンド プロンプトのロケールを使用する場合は "native" を指定します。

例: ドライブ コントローラにドライブを割り当てる

この例では、1 番目の SCSI コントローラの 1 番目のチャネルに仮想ハード ドライブ イメージ ファイル「disk.vhd」を割り当てます。

dpmhv-setVMDisk -hypervHost hvserver -vm TestVM -type scsi -id 0 -lun 0 -drive HDD -path c:¥VHDs¥disk.vhd