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設定オプション - Parmlib メンバ IMSLOGR

構成設定オプション メンバ IMSLOGR が拡張され、以下のオプションの追加が行われました。

ACTIVATE-DC-MONITOR

IMSLOGR が DC モニタ インターセプトをアクティブにするかどうかを指定します。 DC モニタ インターセプトは、詳細なトランザクション アクティビティを追跡し、CA SYSVIEW によって作成された IMS トランザクション SMF レコードに情報を追加します。

以下のオプションにより、監視t対象の詳細のレベルの制御に関するより多くの情報が提供されます。

デフォルト = No

注: DC モニタをアクティブにすると、IMS トランザクションで CPU 時間が増加する可能性があります。

LOG-PLOT-IMS-REGIONS

IMS 領域データ レコードを 1 時間ごとに PLOT ログ ストリームに記録します。

デフォルト = NO

PROCESS-DCBMP-TYPE

IMS BMP 領域に対して監視する IMS イベントのイベント コードを指定します。 イベント コードの詳細およびリストについては、PROCESS-DCM-TYPE オプションの説明を参照してください。

デフォルト = NONE

注: 一部のイベント タイプを監視すると、IMS BMP で CPU 時間が増加する可能性があります。

構文:

PROCESS-DCBMP-TYPE  x4E:xcc:SET
PROCESS-DCBMP-TYPE  x4E:xcc:RESET
cc

イベント コードを指定します。

SET

イベント コードを監視することを示します。

RESET

イベント コードを監視しないことを示します。

PROCESS-DCDBT-TYPE

CICS DBT IMS 領域に対して監視する IMS イベントのイベント コードを指定します。

イベント コードの詳細およびリストについては、PROCESS-DCM-TYPE オプションの説明を参照してください。

デフォルト = NONE

注: 一部のイベント タイプを監視すると、IMS DBT 領域で CPU 時間が増加する可能性があります。

構文

PROCESS-DCDBT-TYPE  x4E:xcc:SET
PROCESS-DCDBT-TYPE  x4E:xcc:RESET
cc

イベント コードを指定します。

SET

イベント コードを監視することを示します。

RESET

イベント コードを監視しないことを示します。

PROCESS-DCM-TYPE

メッセージ駆動型 IMS 領域に対して監視する IMS イベントのイベント コードを指定します。 イベント モニタリングでは、IMS トランザクションおよび領域サマリ レコードに含められるイベント数やイベント経過時間などの詳細情報が提供されます。

デフォルト値は、IMSREGNS 表示上での領域占有率の計算および表示を有効にします。

デフォルト = x14,x15,x38,x39

注: 一部のイベント タイプを監視すると、IMS トランザクション領域および IMS メッセージ処理領域で CPU 時間が増加する可能性があります。

構文:

PROCESS-DCM-TYPE  x4E:xcc:SET
PROCESS-DCM-TYPE  x4E:xcc:RESET
cc

イベント コードを指定します。

SET

イベント コードを監視することを示します。

RESET

イベント コードを監視しないことを示します。

コード       監視対象イベント
---------   ----------------
x14、x15  - スケジューラ IWAIT
x20、x21  - ストレージ IWAIT
x22、x23  - OSAM I/O IWAIT
x24、x25  - VSAM I/O IWAIT
x28、x29  - VSAM I/O IWAIT
x38、x39  - FASTPATH メッセージ IWAIT
x43       - FASTPATH バッファ アクティビティ
x47       - BALG デキュー
x48、x49  - 外部サブシステム呼び出し(DB2 および WMQ)
x56       - MSDB 書き込み IWAIT
x57       - DEDB 読み込み IWAIT
x58、x59  - DB および msg 呼び出しの FASTPATH アクティビティ
x62、x63  - IMS DB DL/I 呼び出し
x64、x65  - IMS MSG DL/I 呼び出し
x66、x67  - PI エンキュー IWAIT
x68、x69  - DEDB ロック IWAIT
x70、x71  - ICAL DL/I 呼び出し
x72       - DEDB OTHREAD IWAIT
x78、x79  - SYNC 呼び出し
x84、x85  - VSO エリア キャストアウト
x88、x89  - VSO プリロード

複数のイベント コードを監視するには、複数の PROCESS-DCM-TYPE オプションを指定します (各コードに 1 つのオプション)。

例: IMS DB DL/I のみを監視する方法

  1. すべてのイベントをすべてオフにします(デフォルト値のクリア)。
  2. 目的のイベント コードを指定します。
    PROCESS-DCM-TYPE  x4E:*:RESET
    PROCESS-DCM-TYPE  x4E:x62:SET
    PROCESS-DCM-TYPE  x4E:x63:SET